【大学野球】北洋大 日本ハム・伊藤大海の金言を胸に連覇目指す・・・北海道六大学秋季リーグ21日開幕

トス打撃に取り組む北洋大の高杉
トス打撃に取り組む北洋大の高杉

 北海道六大学野球の秋季リーグ戦が21日、とましんスタジアムで開幕する。昨年、初優勝を飾った北洋大(当時の校名は苫小牧駒大)は、新型コロナの影響で明治神宮大会が中止となり、全国舞台には立てなかった。22人の部員で唯一の4年生・高杉大夢右翼手は、今春卒業し、東京五輪で金メダルを獲得した日本ハム・伊藤大海投手(23)の金言を胸に、連覇で有終の美を飾りにいく。

 先輩の雄姿を目に焼き付け、北洋大の22人が秋連覇に挑む。昨年まで一緒にプレーしていた日本ハム・伊藤が、東京五輪で3試合に登板し5回を無失点。日本の金メダル獲得に貢献した。大滝敏之監督(67)は「選手はみんな刺激を受けている」と好影響を強調。唯一の4年生・高杉は「どんな状況でも物おじせずに自分を通した、大海さんの姿に感動した」と目を輝かせた。

 昨年までの3年間、高杉は伊藤の姿から学び、成長の糧としてきた。「パッと見たら1人で走っていたり、母校の駒大苫小牧に筋トレに行ったりと、大海さんは見えない努力をしていた。見習わないとと常に思っていた」。先輩の発言の中にも、高杉にとって強く印象に残るものがある。「『粘り強さは気迫から』という言葉があって。試合になったら技術うんぬんじゃなく、気持ちで負けないこと。それはしっかりやっていきたい」。金言を忘れず、グラウンドに立つ。

 伊藤らを擁し、昨年は秋初制覇を果たした。春に右翼の定位置をつかんだ高杉にとって、明治神宮大会は待ち焦がれた舞台だったが、新型コロナの影響で中止となり、夢は絶たれた。落ち込みもしたが「来年頼むぞ」という先輩たちの言葉を胸に、最終年に臨んできた。春3位から挑む、最後の戦い。高杉は「来年、後輩たちにとってのプラスになるように、優勝して神宮に行きたいので。ここまで来たらやるだけ」と力を込めた。

 苫小牧駒大から校名が変更されて1年目の今年。先輩同様、最高の輝きを放つべく、チーム一丸となって、北洋大が新たな歴史の構築に挑む。(砂田秀人)

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