横浜FM水沼宏太、J1通算300試合王手も「とにかく出場時間を増やしたい」21日ホーム仙台戦

スポーツ報知
トレーニングに励む横浜FMのMF水沼宏太

 横浜FMのMF水沼宏太が18日、練習後のオンライン取材に応じた。21日・仙台戦(ニッパツ)から8日間で3連戦を行う過酷な日程に「夏の暑い戦いですごく大変ではあるけど、チームとしてもう1つ上のレベルにいかないと」と気合を込めた。

 個人ではJ1通算300試合出場に王手をかけているが、現状に満足はしていない。ここまで22試合に出場も、先発出場はなく、時間にすれば407分。それでも「葛藤は間違いなくあるけど、存在を示すにはどんな状況でもチームのためにやらないといけない」と言い聞かせる。与えられた役割の中で今季1得点5アシストを記録し、勝利に貢献している。

 シーズン前半は思うように出場機会を得られず、「きついモチベーションになったときはあった」と純粋に楽しむことができない時期もあったという。だがリーグ中断期間に気持ちを整理し、再びサッカーに対して前向きな気持ちに。定位置をつかもうと決意新たに奮闘し、リーグ戦再開後は出場時間も少しずつ延ばしている。

 15日の大分戦(5〇1)では今季5アシスト目で東京五輪代表FW前田大然のループシュートをお膳立てした。「大然の気持ちに応えてあげるのもパスの出し手の仕事」と会心のゴールにうなずいた。五輪で出場時間が限られ、悔しさを胸に戻ってきた前田の気迫を感じつつ、「気持ち一つでプレーも選択も変わってくる。(前田の)やってやるぞという姿勢で臨むのはすごくいい。僕ももっと高みを目指したいと改めて感じた」と仲間の闘志に火をつけられた。

 節目の300試合を目前に「J1を離れた時もあったけど、その時も考えればここまで積み上げてきてよかった」と周囲にも感謝し、「まだまだ足りてない。とにかく出場時間を増やしたいというのが僕の中では一番」と貪欲さを失うことなく、まずはチーム内でのし烈な競争を制する覚悟だ。

 チームは11戦無敗(9勝2分け)で首位との勝ち点差を6に縮めた。背中は見えてきたが、あくまで自分たちに集中する姿勢は崩さない。「練習からぬるいプレーをしていたらケツたたくくらいでやっていかないと。上を目指すためには毎日の積み重ね大事な時期。とにかく自分たちは全部勝たないと(川崎を)抜くことはできない。目の前の試合にどれだけモチベーション高く臨めるかがカギ」と残る戦いを力強く見据え、一戦必勝を掲げた。

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