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【ヤクルト】金メダリスト競演!村上宗隆27号、山田哲人26号で「ストップ・ザ・ワッショイ」

スポーツ報知
村上(左)と山田の金メダルコンビは、つば九郎とともにポーズを決めた(カメラ・泉 貫太)

◆JERAセ・リーグ ヤクルト13―3巨人(17日・松山)

 打った瞬間だった。山田が響かせた打球音が「ストップ・ザ・ワッショイ」の合図だった。同点に追い付かれた直後の6回先頭、今村のフォークを捉えて左翼席へ26号ソロをたたき込んだ。東京五輪ではWBSC選出のMVPを獲得。金メダルをつかんだ勢いそのままに「イメージ通り、いいスイングができた」。この回打者13人、一挙9得点の猛攻で試合を決めた。

 もう一人の五輪戦士・村上も躍動した。4回先頭で高橋の直球を中堅左へ27号ソロを運び「すごく気持ちのいい本塁打を打てた」。チーム最年少となった五輪では全5試合で8番起用され、米国との決勝戦では左中間へ決勝弾を放ったが、それをほうふつさせる豪快弾だ。タイトルを争う巨人・岡本和の前でアーチをかけ、通算100号本塁打まであと8本とした。

 これで前半戦から2位・巨人に3連勝で、ゲーム差は0・5に縮まった。村上が「(ヤクルト打線の)中心は僕と山田さん。前の選手たちが必死につないでくれている。その期待に応えられるように」と言えば、山田も「やっぱり3番、4番ですし、これからの試合もそうなってくる」と自覚十分。侍コンビの働きが、逆転Vへのカギを握っている。(小島 和之)

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