17日の予告先発が発表され、東京五輪で侍ジャパンの金メダルに貢献した広島・森下暢仁投手が中日戦(バンテリンD)に先発する。五輪の決勝・米国戦で5回無失点と好投してから中9日。日本代表ではリリーフを務めた青柳(阪神)と伊藤(日本ハム)も先発が予告されたが、田中将(楽天)、山本(オリックス)と形成した先発トリオでは、最後に投げた森下が真っ先にマウンドに立つ。
「(疲労は)なく、いつも通りやれている。投げた後はあったけど、日が経つにつれ、ちゃんと調整できている。特に変わった調整はしていない」と平常心。シーズン後半に向けて「投げる試合は全て勝つつもりで。タイトル争いができるように」と意気込んだ。
世界一に輝いた侍ナインを「ベンチで試合を見ることが多かったですが、一人一人がしっかりコミュニケーションを取っていた。いいチームでした」と振り返り、「カープもとてもいいチーム。投手と野手が仲良くやっていくことがチーム全体にプラスになる」と普段のチームメートに重ねた。