【甲子園】高川学園、史上最遅19時10分開始21時40分終了試合で劇的サヨナラ勝ち

スポーツ報知
サヨナラ勝利にベンチを飛び出す高川学園ナイン(カメラ・谷口 健二)

◆第103回全国高校野球選手権大会第3日 ▽1回戦 高川学園7x―6小松大谷(15日・甲子園)

 史上“最遅”の一戦を制した。午後9時40分。9回1死満塁で、山大輝が押し出し四球をもぎとりサヨナラ勝ち。「今まで経験したことない勝利。プロ野球をよく見ていたので、すごく憧れの場所に立てている気分だった」と立石正広。夜空の下で行われたゲームは、劇的な幕切れとなった。

 天候回復を待って第1試合の開始が2時間59分遅れた影響で、第4試合は午後7時10分に開始。試合時間が確認できる第35回大会以降の記録だった65年8月15日の報徳学園・広陵戦の同6時50分を更新すると、熱戦は同9時40分に終了。こちらも記録だった68年8月9日の津久見・高岡商戦(延長12回)の同9時27分を上回った。

 高川学園は春夏通じて3度目の甲子園出場で初勝利。一時は5点差とされたが、4回に立石の2点本塁打など4点を奪って息を吹き返した。山口大会を1人で投げ抜いたエース左腕・河野颯は145球で6失点(自責1)完投。松本祐一郎監督(34)は「粘り強く戦ってくれた」と目を細めた。

 「次も苦しい展開になると思うが、チーム全員で勝ちにいきたい」と河野。歴史的なナイターを制したナインは充実した表情だった。(水納 愛美)

 ◆サヨナラ押し出し 高川学園・山大輝が小松大谷戦の9回に押し出し四球を選んでサヨナラ勝ち。17年の明豊・浜田太貴(神村学園戦の延長12回に四球)以来。

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