【甲子園】村田真一氏、明桜・風間球打のフォームはイジる必要全くなし!下半身強化で5キロ速くなる

スポーツ報知
明桜の風間球打

◆第103回全国高校野球選手権大会第3日 ▽1回戦 明桜4―2帯広農(15日・甲子園)

 甲子園に球音が3日ぶりに戻ってきた。連日の雨で3日連続の順延を挟み、この日も第1試合が2時間59分遅れで始まった。最速157キロを誇る明桜(秋田)の今秋ドラフト1位候補右腕・風間球打(きゅうた、3年)は、今大会最速となる150キロを計測するなど帯広農(北北海道)を相手に7安打10奪三振で2失点完投勝ち。55球を投げ、無安打投球のままノーゲームとなった12日の影響も見せず、チームに31年ぶりとなる甲子園勝利をもたらした。

 風間はドラフト1位候補というウワサ通りだった。恵まれた体格を生かして上から角度のあるボールを投げていた。右足にうまく体重が乗った時には、アウトローに素晴らしい真っすぐがいった。力みから左肩が開いて引っかかった球もあったが、いい素材であることは間違いない。

 フォームはイジる必要がないほど素晴らしい。真っすぐ踏み込んで、肘がきれいに上がるオーソドックスなオーバースロー。クセがなく、多少の連投なら心配なさそうだ。

 プロで活躍するには、まとまっているよりも一芸に秀でている方が有利。投手ならスピード、打者なら飛ばせる力だ。連日の順延に加え、この日は開始時間が遅れるなど、難しい調整が続いた。その中で140キロ台後半が出せる選手は、なかなかいない。

 走り込みを続けて下半身を強化していけば、あと5キロぐらいは球速が上がるはず。既に一芸を持っているから、変化球は2つぐらいあれば十分。今後の成長が非常に楽しみだ。(スポーツ報知評論家)

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