◆第56回関屋記念・G3(8月15日、新潟・芝1600メートル、良)
サマーマイルシリーズ第3戦は17頭立て(プールヴィルは出走取消)で争われ、4番人気のロータスランド(牝4歳、栗東・辻野泰之厩舎、父ポイントオブエントリー)が初騎乗の田辺裕信騎手に導かれ、好位から直線は内ラチ沿いで末脚を伸ばし、後続の追い上げを封じて、重賞初制覇を遂げた。米子Sに続くサマーマイルシリーズ2勝目。今年3月開業の辻野調教師は重賞初制覇となった。勝ち時計は、1分32秒7。
6番人気のカラテ(菅原明良騎手)が1馬身1/4差の2着、1番人気だったソングライン(池添謙一騎手)はさらに首差の3着だった。
池添謙一騎手(ソングライン=3着)「スタートしてから寄られる不利がありました。何とか馬の後ろに入れていったが、おさまりたいところで、カラテにもこられて、力の入った走りになってしまった。斤量51キロで古馬相手に結果を出したかったが、プレッシャーを受けたなかで頑張ってくれた」