札幌国際大5連覇!工藤裕行新監督に「恩返ししたかった」一丸の力走

スポーツ報知
全道大学女子駅伝で5連覇を飾った札幌国際大

◆全道大学駅伝 (14日、札幌モエレ沼公園周回コース=男子8区間101・06キロ、女子6区間35・86キロ)    

 女子は札幌国際大が5連覇を達成した。全6区で区間賞を獲得し、2時間11分31秒での快勝だった。全日本大学女子駅伝(10月31日、仙台市、報知新聞社後援)出場を決めた。男子は札幌学院大が5時間19分31秒の大会新で4年連続28度目の優勝を飾り、全日本大学駅伝(11月7日、名古屋市~伊勢市)出場を決めた。

 かつて室蘭大谷(現・道大谷室蘭)男女を全国高校駅伝へ各18回、札幌日大女子も3回導いた工藤裕行・新監督(71)の下で札幌国際大女子が力強くタスキをつないだ。1区の大西世那(2年)がチームに流れを呼び込んだ。昨年は体調不良で体重が10キロ以上減り実戦から遠ざかったが、工藤監督がウォーキングから指導、食事管理もし復調。「監督に恩返しをしたかった」と2位に2分以上の差を付け中継し、勢いに乗せた。大西ら1、2年生部員は札幌で行われた東京五輪男女マラソン(7、8日)のボランティアも務め、世界の走りも体感、刺激を受けた。

 最長5区(9・78キロ)では“二刀流”阿部麻莉亜主将(4年)が奮闘した。6月の日本学生陸上個人選手権1万メートル競歩でも48分54秒90の道学生新で5位入賞。「駅伝でも4年間の成果を発揮したかった。全国も過去最高成績(18位)更新を目指したい」と意欲。工藤監督は「コロナ禍でも選手は目標を失わず、自主性を継続。一緒に困難を乗り越え、新たな伝統を作っていきたい」と誓った。(小林 聖孝)

 〇・・・男子・札幌学院はエースのローレンス・グレ(4年)が体調不良で欠場。唯一4年生で出場した3区の幸谷玲弥主将は「下級生に安心感を与える走りをしたかった」と区間2位もトップでつなぎ流れを作った。旭川龍谷高時代、男子は駅伝が組めなかったため、全国高校女子駅伝常連の女子チームのペースメーカーを務め強化に協力、大学でも下級生をサポートし、大会新につなげた。「グレが復帰する全国は過去最高(19位)を更新したい」と目標を掲げた。

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