東海大静岡翔洋 初の8強入り「絆の強いチーム」…全国高校総体柔道女子団体

スポーツ報知
団体戦で8強入りした東海大静岡翔洋メンバー(左から杉田、渡辺、杉山)

◆全国高校総体 柔道(11日 長野市真島総合スポーツアリーナ)▽女子団体3回戦 東海大静岡翔洋 1―1 代表戦 八千代(千葉)▽同準々決勝 創志学園(岡山)3―0 東海大静岡翔洋

 柔道の女子団体戦が行われ、東海大静岡翔洋が初の8強入りを果たした。3回戦で八千代(千葉)に代表戦で勝利。続く準々決勝で優勝した創志学園(岡山)に敗れたが、エースの杉田菜奈(3年)が計4勝を挙げるなどフル回転した。

 東海大静岡翔洋はベスト4まで、あと一歩だった。創志学園との準々決勝。先鋒・渡辺麻唯乃(3年)は敗れたものの、中堅の杉田が内股で技ありを奪う。そして終了間際に再び得意の内股で相手を浮かせたが、「頭から突っ込んだ」と判定されて反則負け。4強なら表彰式でのメダル授与もあり、「もうひとつ行きたかった」と杉田は悔しがった。

 それでも5年ぶり5回目の挑戦でベスト16の壁を破った。18年3月の全国高校選手権で8強入りしているが、総体では初めて。杉田は10日の1、2回戦で2勝し、11日の3回戦も中堅戦で勝利。1勝1敗でもつれた代表戦にも出て、「絶対に勝つつもりだった」と大外刈りで技ありを奪う大活躍だ。古内千夏監督(33)は「天然キャラで、いつも私に怒られていますが、よく頑張った」と目を細めた。

 野球部の活躍も力になったという。甲子園に出場した04年以来、17年ぶりに県決勝に進出。エースを務めた鈴木豪太とはよく話をする仲で、「練習があって球場の応援には行けませんでしたが、勇気をもらいました」と杉田は感謝した。

 主将の杉山月琉(3年)を含めた3人は付属中時代から団体戦でメンバーを組んでおり、中3夏の全国大会は予選リーグ敗退だった。一緒に練習を続けて6年目で柔道部に新たな歴史を刻み、試合後は3人で写真に収まって思い出を作った。「絆の強いチームでした。寂しいです」と、杉田。12日は渡辺が70キロ級、杉田が78キロ級の個人戦に出場し、長野での戦いを締めくくる。(里見祐司)

◆杉山雪辱果たせず涙

[女子57キロ級]翔洋の杉山は個人2回戦で敗退。3月の全国高校選手権で負けた選手で、今回は延長戦まで粘ったものの絞め技で一本を取られて「同じ相手に…。対策を練ってきたのですが」と涙した。それでも団体戦では重量級の選手にトータルで1勝1分け2敗と奮闘。「57キロの体重では、きつかったと思う。よくやってくれました」と古内監督は進撃を支えた主将を褒めていた。

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