天山&小島のテンコジ30周年、東京ドーム参戦のアンチエイジング…金曜8時のプロレスコラム

Oカーンにモンゴリアンチョップを見舞う小島聡(右)。後方は天山広吉、手前は永田裕志(新日本プロレス提供)
Oカーンにモンゴリアンチョップを見舞う小島聡(右)。後方は天山広吉、手前は永田裕志(新日本プロレス提供)

 東京五輪の裏で新日本プロレス「WRESTLE GRAND SLAM in TOKYO DOME」(7月25日、東京ドーム)が開催され、史上最少5389人の観衆だけが目撃した。記者も新型コロナウイルス対策で恒例となった1社1人。この日は、阿部一二三、詩の柔道兄妹同時金メダルがかかった日でもあり、五輪から目を離せない立場として、担当記者からの報告を待った。

 IWGP世界ヘビー級王者・鷹木信悟が棚橋弘至を下し、初防衛を飾ったという結果に加え、新日本プロレスから届いた代表撮影のオフィシャル写真で、50代が元気になる一枚を見つけた。第0試合の「KOPW2021」争奪ニュージャパンランボーWith手錠。出場者は入場テーマをもって発表という東京ドームのオープニング恒例企画で、小島聡(50)がグレート―O―カーンにモンゴリアンチョップを見舞っているシーン。それを天山広吉(50)がいい表情で見ている。今年結成30周年の“テンコジ”コンビが出場していたのだ。永田裕志(53)も写っている。

 入場順は、チェーズ・オーエンズ、グレート―O―カーン、本間朋晃、真壁刀義、DOUKI、タイガーマスク、鈴木みのる、SHO、YOH、永田裕志、小島聡、天山広吉、BUSHI、マスター・ワト、ディック東郷、石井智宏、高橋裕二郎、YOSHI―HASHI、後藤洋央紀、KENTA、矢野通。最後はオーエンズが35分36秒、パッケージドライバーからの片エビ固めで矢野通に勝利し、新タイトル保持者になった。

 忍び寄るコロナにまだ気付いていなかった2020年1月4日、「WRESTLE KINGDOM14 in 東京ドーム」(観衆4万8人)のダークマッチ(第0試合)で、テンコジVS永田裕志、中西学が組まれた。試合は5分47秒、小島がラリアットで中西を片エビ固めに仕留めた。天山は「第0試合であろうか何だろうが関係ありません。4人とも第3世代でくくられてるんですけど、まだまだあいつらには負けない」と話し、小島は「東京ドームに出場できてうれしいとか、そういうキャリアじゃないから、今さら。これだけのお客さんの前で試合できるのは幸せなことだと思います」とコメントした。

 この試合を“第3世代”の卒業式のつもりで取材したが、案の定、中西が引退を表明。2月22日に「中西学引退記念大会」が東京・後楽園ホールで開催され、札止めの1720人が集まった。これがコロナ禍前のクライマックス興行になった。中西から“順番”が回ってくるのかと思われたが、テンコジと永田は今年の1・4にも出場し、緊急事態宣言下の今回の東京ドームでも健在を見せつけた。天山にとっては50歳初ドーム。その他大勢の退場者として、ドームでのオフィシャルコメントはなし。この写真はどこも採用しなかったが、アンチエイジングの象徴として、紹介しておきたい。(酒井 隆之)

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