吉本興業は11日、自社で運営するエンタメサービスプラットホーム「FANY(ファニー)」で、2021年度上半期のオンラインイベントチケット販売枚数が、60万枚を超えたことを発表した。2020年の下半期から約40%増となった。
販売枚数ランキングで1位となったのは、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太と「オードリー」の若林正恭が5月31日に配信した「明日のたりないふたり」。オンライン配信のみながら、2万3000枚以上のチケットを売り上げた。
売上60万枚の内、約36%はリアルタイム視聴ではなく、配信後の視聴という。公演終了後に売上枚数が最も伸びたのは、お笑いコンビ「マヂカルラブリー」らが1月1日に配信した「マヂカルラブリーno寄席」。公演終了後からSNSで評判が拡散され、公演終了翌日から約1万5000枚を売り上げた。