史上初銀メダルの女子バスケ「金並みの価値」報奨金1人300万円から1・5倍も

スポーツ報知
東京五輪で初の銀メダルを獲得した女子バスケットボール

 日本バスケットボール協会が、東京五輪で史上初の銀メダルを獲得した女子代表への報奨金の増額を検討していることが9日、明らかになった。同協会によると、1人あたり金メダル500万円、銀300万円、銅100万円と定められているが、三屋裕子会長は「予算と相談して決めたい」と大幅アップに前向き。金メダルにあと一歩の偉業をたたえ、499万円とする太っ腹案が浮上した。

 日本バスケ界に初のメダルをもたらした女子代表に、スペシャルボーナスが贈られるかもしれない。大会最終日の8日、日本のトリを飾る銀メダル。三屋会長は五輪前、報奨金について規定により1人あたり金500万円、銀300万円、銅100万円と説明し、「本当に金メダルを取ってくれたら理事会で、上乗せを検討する」と話していた。惜しくも頂点こそ届かなかったがこの日、選手たちが会見した都内のホテルに足を運び「報奨金は予算と相談して決めていきたい」と、銀でも増額する可能性を示唆した。

 協会関係者は「(女子代表のメダル獲得は)金メダル並みの価値がある。(報奨金上乗せは)1・5倍くらいじゃないか?」と話した。「金メダルまであと一歩」の思いも込め、約1・6倍アップとなる499万円案も浮上した。これとは別に日本オリンピック委員会(JOC)からは1人につき銀200万円(金500万円、銅100万円)が贈られ、合計すると1人につき最大で699万円。その他、所属先からなど、さらなる“ご褒美”を受け取る可能性もある。

 会見では主将・高田が改めて銀メダルへと導いてくれたトム・ホーバス監督に感謝し「『金メダル獲得』と言い続けてくれたので、信じて、期待に応えたい思いが全選手にあった。全てにおいていい監督かなと思う」と、うなずいた。

 また、準決勝のフランス戦で五輪新記録の18アシストをマークし、大会のベスト5に選ばれたポイントガード町田は「小さいチームでも世界に通用することは分かった。日本の武器のスピード、3点シュート、運動量、チーム力はこれからも強みにしていく」。3年後のパリ五輪に向け、さらに磨きをかけていく。

 チームは一度解散。その後は9月下旬からヨルダンで開催予定のアジア・カップで5連覇を目指し、再び動き出す。指揮官の去就は東京五輪で一区切りとなり、今後について「日本協会と話してないからこれから(決まる)」と話すにとどめた。「日本女子バスケは本当にこれからが面白い」と平均身長176センチの小さなチームに秘められた大きな可能性を確信していた。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×