J1の神戸は8日、ドイツ2部ブレーメンの日本代表FW大迫勇也(31)が完全移籍で加入すると発表した。複数の関係者によると複数年契約で、推定年俸はJリーグの日本人選手としては歴代最高となる4億円とみられる。
大迫は14年1月に鹿島から当時ドイツ2部の1860ミュンヘンに移籍し、以降はケルン、ブレーメンでプレー。日本代表では14年ブラジル大会、18年ロシア大会と2度のW杯出場経験を持ち、森保ジャパンでも絶対的なエースストライカーとして君臨する。
Jリーグ復帰は7年半ぶりで、クラブを通じて「ここからもう一段階自分を成長させるため、強い気持ちを持って移籍を決断しました」などとコメント。神戸は7日に元日本代表FW武藤嘉紀(29)の加入も発表したばかり。元バルセロナ所属の元スペイン代表FWボージャン・クルキッチ(30)=無所属=の獲得にも乗り出すなど、移籍市場をにぎわせている。