東京五輪きょう閉会式…河村市長メダルかみ、選手SNSへ中傷、選手村紹介インスタ大人気 話題の出来事

スポーツ報知
IOCのバッハ会長(ロイター)

 7月23日に開幕した東京五輪は8日に最終日を迎え、男子マラソンや女子バスケットボール決勝などと閉会式が行われる。開会式前の21日から競技が開始されたソフトボールやサッカーから数えると、19日間の熱戦に幕が閉じられ、聖火が消えることとなる。

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、開催についての世論が賛否分かれる中、開会式直前には演出を巡って担当者の辞任などの混乱もあった。そのような中で、大会はスタート。ほとんどの会場は無観客で行われる異例の大会となった。運営は「バブル方式」で行われ、選手・関係者は自由に東京の街中へ外出できないこととなった。

 選手たちが活躍する一方で、“場外”でも様々な出来事が起こった。

 直前まで大混乱だった開会式では、バッハ会長によるあいさつが長すぎると話題に。ツイッターでは「校長先生の話、長い」などと揶揄する声が挙がった。

 そして最も話題をさらったのは、名古屋市の河村たかし市長による「メダルかみ」。河村市長が、表敬訪問を受けたソフトボール日本代表・後藤希友(トヨタ自動車)の金メダルをかじったことについてSNSで「信じられない」などの声が上がったほか、メダリストからも批判が続出。市にも苦情が殺到した。激闘の末に後藤が手にした金メダルに、本人の了解も得ずにいきなりかじりついた河村氏。SNS上の批判を受け、4日に「最大の愛情表現だった。迷惑をかけているのであれば、ごめんなさい」とのコメントを出したが、“炎上”は収まらず謝罪に追い込まれた。

 またSNSでは選手のSNSに中傷コメントを書き込む問題も発生した。卓球男子で五輪2大会連続メダリストの水谷隼(木下グループ)混合ダブルス優勝後、自身のツイッターで誹謗(ひぼう)中傷の言葉が届いていることを明かした。その後、悪質な投稿について「しかるべき措置を取ります」との姿勢を示していた。昨今、アスリートへのSNS上での誹謗中傷が問題となっている中で、試合後には自身の考えを語った。

 一般市民が見ることができない選手村については、入村直後から段ボールベッドや窓からの景色などが注目を集めた。東京五輪の野球に出場したイスラエル選手は、段ボール製ベッドを破壊する動画をSNSに投稿し炎上。騒動が大きくなったことで、自身のSNSに謝罪する動画も投稿した。当該選手は謝罪として土石流で多大な被害を受けた熱海へのクラウドファンディングを始めたことも話題に。一方で力のあるアスリートが大人数で飛び跳ねないと壊れなかった段ボールベッドの耐久性に注目する声もあった。

 また選手村では景色や食事についての投稿が人気に。各国選手が「おいしい」などと投稿したものを取り上げた記事は、ポータルサイトなどで注目を集めていた。

 コロナ禍での規則(ブルーブック)違反もあった。選手村に滞在していた大会関係者が観光目的で無断外出したため、大会参加資格証(AD)を剥奪。ジョージア五輪委員会は、同国の男子柔道の2選手がADを剥奪されたことを認めた。2人は7月27日深夜に東京タワー周辺を観光していたことが一部で報じられていた。

 また帰国の途につく際、航空機内で騒いだことが現地メディアで報じられたこともあった。

 コロナ禍による混乱、無観客による収入大幅減による赤字見通しとその後の補填などの問題を残し、まもなく聖火は消える。

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