BCリーグ・滋賀のアンダースロー右腕、吉村大佑がリーグトップの10勝「調子がいいと、指が下につきます」

アンダースロー右腕の吉村
アンダースロー右腕の吉村

 プロ野球独立リーグ・BCリーグで、勝利数トップの10勝を上げているのが、オセアン滋賀ブラックスのアンダースロー右腕、吉村大佑(22)だ。166センチ、69キロと小柄だが、地面すれすれのリリースポイントから、低めにコーナーを突き、浮き上がるボールで打者をほんろうする。7日の富山戦は雨天ノーゲームとなったが、相手打者のタイミングを狂わせ、5者連続三振も奪った。吉村は「調子がいい時は、リリースポイントが低くなる。たまに指が下につきますね」と笑顔を浮かべる。

 神奈川県出身で、藤嶺学園藤沢高2年から投手を始めたが、周囲の助言もあって、いきなりアンダースローに挑戦。ソフトバンクの右腕・高橋礼、楽天の右腕・牧田和久、元ロッテの右腕・渡辺俊介氏ら、アンダースロー投手の動画を参考にフォームを試行錯誤してきた。東京農大オホーツクでは目立った成績は残せなかったが、NPB入りを目指して、今春からBC滋賀に入団した。

 器用さを併せ持ち、特技のボウリングで、ベストスコアは244点。「ボウリングも野球も、フォームが固まれば、リリースポイントが安定して、狙ったところに投げられますよ」と話す。最近は球速もアップし、入団当初は最速125キロだったが、シーズン中も厳しい走り込みを続けて133キロに到達。今季は10勝3敗の成績を上げ、西地区首位のチームを支えている。

 「今季は15勝を挙げて優勝したい。球速も135キロは出したいです」と吉村。さらに勝利を積み重ねて、目標のNPB入りを目指す。(中田 康博)

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