青戸慎司氏が指摘、400Mリレーは個人の悪い流れがそのままつながってしまった

スポーツ報知
ガックリと肩を落とす山県亮太(右)と多田修平(下)をなぐさめる桐生祥秀(カメラ・竜田 卓) 

◆東京五輪 陸上 男子400Mリレー決勝(6日、国立競技場)

 男子400メートルリレー 男子400メートルリレー決勝が行われ、多田修平(25)=住友電工=、山県亮太(29)=セイコー=、桐生祥秀(25)=日本生命=、小池祐貴(26)=住友電工=の順で臨んだ日本は、多田と山県の間でバトンが渡らず、途中棄権に終わった。

 個人の100メートル、200メートルでは1人も自己ベストを出すことができず、全員が予選で敗退した。個人の悪い流れが、そのままリレーにもつながってしまった。銀メダルを獲得したリオ五輪より選手個々の走力は上がっていたことは確かだが、ピークは合っていなかった。

 それでも第1走の多田君は100メートル予選、400メートルリレー予選よりも調子を上げてきた。第2走の山県君もスピードに乗っていた。ただ、何百分の1秒でもスピードが上がると、バトンパスは難しくなる。走力が上がれば上がるほど、バトンパスの精度が求められる。

 リオ五輪で銀メダルを獲得した後「東京では金メダル期待」というプレッシャーが常につきまとっていた。この敗戦で、金メダルは決して簡単ではない、と誰もが知っただろう。今回、日本は予選で組3着、全体8位通過だった。金メダルを獲得するためには予選は余裕を持った上で1着か2着で通過する力が求められる。3年後のパリ五輪に向けて、個人の走力、バトンパスの精度の両方をレベルアップしなければならない。(男子100メートル元日本記録保持者、中京大副部長・青戸慎司)

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