平野早矢香さんが解説、「左左」ダブルスの不利をカバーする戦術面の工夫が光った

スポーツ報知
男子ダブルス 第2ゲーム、リターンする丹羽孝希(手前)、水谷隼組(カメラ・竜田 卓)

◆東京五輪 卓球 男子団体3位決定戦 日本3―1韓国(6日・東京体育館)

 男子団体3位決定戦で日本が韓国を3―1で下し、銅メダルを獲得した。16年リオ五輪の銀に続き2大会連続で表彰台に立った。第1試合のダブルスで水谷隼(32)=木下グループ=、丹羽孝希(26)=スヴェンソン=組が李尚洙、鄭栄植組に3―1で先勝し、張本智和(18)=木下グループ=が張禹珍に3―1。丹羽は鄭に0―3で敗れたが、水谷が張をストレートで破った。12年ロンドン五輪女子団体銀メダルの平野早矢香さんは、MVPはダブルスだと指摘した。

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 最終種目の男子団体で銅メダルを獲得し、日本チームの長い戦いが幕を閉じました。きょうのMVPはダブルスです。準決勝ドイツ戦で左利き同士で組む難しさを改めて感じ、かなり苦戦を予想しました。サーブレシーブで動きが重なり、ラリー戦はフォア側が空くという不利な形がありますが、そこをカバーする戦術面の工夫が光りました。

 前半は相手フォアを徹底して攻め、後半はストップなど小技から崩し、前陣でのフォアハンドドライブにつなげました。水谷選手の逆モーションフリックがさえ、丹羽選手の変化サーブも効きました。エース対決を制した張本選手も素晴らしく、最後は水谷選手が勝利! 数多くの試練を乗り越えてきたからこそできたプレーだったと思います。

 大会を通して、水谷選手の仲間への感謝の言葉が印象に残りました。卓球人生すべて懸けて臨んだ試合ぶりに、後輩たちも胸が熱くなったと思います。最後まで戦い抜いてくれて選手たちにありがとう、という気持ちでいっぱいです。(12年ロンドン五輪女子団体銀メダル、ミキハウス所属・平野早矢香)

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