クライミング野中生萌&野口啓代、W表彰台で「一緒にメダルを取りたかったので本当にうれしい」口そろえる

スポーツ報知
表彰台に並んだ(左から)野中、ガルンブレト、野口(ロイター)

◆東京五輪 スポーツクライミング女子決勝(6日・青海アーバンスポーツパーク)

 五輪新種目のスポーツクライミングで、野中生萌(XFLAG)が銀メダル、野口啓代(TEAM au)が銅メダルでW表彰台の快挙を成し遂げた。ヤンヤ・ガルンブレト(スロベニア)が金メダルを獲得した。

 予選を3位で通過した野中は、1種目のスピードで3位発進。2種目のボルダリングで第3課題のゾーンを一撃で獲得する躍進で3位。最終種目のリードで5位となり、総合2位で銀メダルを獲得した。

 今大会で引退を決めている野口は、得意のボルダリングで振るわなかったものの、リードで4位と踏ん張りを見せ、総合3位で銅メダルを獲得した。

 試合後のインタビューでは野中も野口も「一緒にメダルを取りたかったので本当にうれしい」と口をそろえた。最後のクライミングとなった野口は「五輪でメダルを取りたいと思ってやってきた。金メダルは取れなかったけど、すごく良かったと思います。もっともっと登りたかったし、いいクライミングをお見せしたかったけど、今はこれ以上にうれしい気持ちが大きいです」と語り、最初で最後の五輪を最高の形で締めくくった。

 スポーツクライミングは、3種目(スピード、ボルダリング、リード)の複合で争い、各種目の順位をかけ算したポイントの少ない選手が上位となる。

◆野中 生萌(のなか・みほう)1997年5月21日、東京・豊島区生まれ、24歳。9歳で登山が趣味の父にクライミングジムに連れて行かれたことをきっかけに競技を始める。18年W杯で年間総合優勝。19年世界選手権5位。スピードでは7秒55の日本記録を持つ。162センチ。

◆野口 啓代(のぐち・あきよ)1989年5月30日、茨城・龍ケ崎市生まれ。32歳。11歳の時にグアム島でフリークライミングを体験。2002年に小学6年で全日本ユース選手権を制した。08年ボルダリングW杯で日本女子初優勝。同W杯年間優勝4回(09、10、14、15年)。18年ジャカルタ・アジア大会複合で優勝。19年8月の世界選手権複合銀メダル。165センチ。

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