北口榛花、脇腹痛おして出場も、涙の12位 「泣いている姿を見て幻滅はしないでほしい…」

スポーツ報知
北口榛花(ロイター)

◆東京五輪 陸上女子やり投げ決勝(6日・国立競技場)

 日本記録保持者の北口榛花(JAL)は55メートル42の12位に終わり、8位入賞を逃した。勝負の3回目も55メートル42までしか記録を伸ばせず、3回目までの上位8人による4回目以降に進めなかった。

 北口は同種目の日本勢として、1964年の前回東京五輪の佐藤弘子、片山美佐子以来、57年ぶりに決勝進出を果たしていた。ただ、予選後から左脇腹に痛みを抱えていたことを明かし「棄権することは考えなかった。助走路に入ってからも痛くない、と言い聞かせたけど、構えると力が入ってしまう。なるべく痛みが和らぐ投げ方をと思ったけど、自分の武器がなくなると、こんなに投げられなくなるんだな…」と涙に暮れた。

 はじけるような純真な笑顔がトレードマーク。「笑っている私が報道に出ていて、笑顔で元気づけられると言ってもらえた。笑っている私も、泣いている私も、両方自分なので、泣いている私を見て幻滅はしないでほしい…」と目を潤ませた。

 22年ユージン世界陸上、24年パリ五輪へ活躍が期待されることは変わらない。「まだ自分が歴史を変えるチャンスはある。次はもっと元気に、世界大会のここ(取材エリア)を通れるようにしたい」と約束した。

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