増田明美さんが指摘、女子マラソンは 条件厳しいほど日本勢に勝機 直射日光の創成川通がカギ

スポーツ報知
増田明美さん

 女子マラソンは7日午前6時、札幌・大通公園発着で行われる。

 6日の男子50キロ競歩を見ても暑熱下でタフなレースが予想されますが、3選手ともに練習量をこなして脚づくりができています。暑さも得意な3人ですから、ペースが遅すぎると感じたら、前に立ってレースをつくっていくような展開も考えられますね。トラックで日本新を出した広中(璃梨佳)さんや田中(希実)さんの活躍も刺激になっているでしょう。ライバルの胸を借りるのではなく、主導権を握って我慢強さや粘り強さを発揮してほしいと思います。

 海外勢は、2時間14分4秒の世界記録を持つコスゲイさんと、気温32度の信じられない暑さで行われたドーハ世界陸上を制したチェプンゲティッチさん(ともにケニア)が来ている。世界の“最速”と“最強”がそろう、本当に豪華なレースです。その中で、日本勢がどう戦うか、楽しみですね。強い選手は、他選手が嫌なところで仕掛けるもの。そうなると創成川通の直線でしょうか。日光を遮るものがないですから。もしくは、北海道大構内の7か所の曲がり角かなと思っています。

 今回、日本勢が力を出し切って好レースをすれば、やはりマラソンは世界で戦えるんだと示すことになりますね。過去に金メダルをとったQちゃん(高橋尚子)や(野口)みずきさんに負けないくらい、泥臭い練習に耐えてきた3人です。条件が厳しいほど、持ち味が出る。周回コースの最後の1周まで先頭集団にいたら、可能性ありますよ。ガンバレ、ニッポン!(84年ロス五輪代表、スポーツジャーナリスト・増田明美)

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