日本男子メダル届かず…MF田中碧「サッカーを知らなすぎる」

後半13分、メキシコに3点目を決められたがっくりの日本代表(カメラ・竜田 卓)
後半13分、メキシコに3点目を決められたがっくりの日本代表(カメラ・竜田 卓)

◆東京五輪 サッカー男子3位決定戦 日本1―3メキシコ(6日・埼玉スタジアム)

 ボランチで気の利いたプレーを見せてきたMF田中碧も、今大会6試合目の出場となったメキシコ戦では疲労からか、ミスが見られた。セットプレーから3失点で敗戦。「勝って終わりたかったしメダルを取りたかった。悔しいなという一言と、世界は遠いなと。それを突きつけられたこの2戦(準決勝スペイン戦、メキシコ戦)だった」と五輪を振り返った。

 特に「遠い」と感じたのは試合中に、選手が意識しているポイントだという。日本は「デュエル」(球際、1対1で負けない)が比較的新しい言葉でことさらに求めあうが、すでにスペイン、メキシコは「デュエルだの戦うだのは彼らは通り過ぎている。チーム一体となってどうやって動いて、勝つかに変わってきている」(田中)と感じたという。

 「個人個人でみれば別にやられるシーンというのはない。でも、2対2や3対3になるときに相手はパワーアップする。でも、自分たちは変わらない。コンビネーションという一言で終わるのか、文化なのかそれはわからないが、やっぱりサッカーを知らなすぎるというか。僕らが。彼らはサッカーを知っているけど、僕らは1対1をし続けている。そこが大きな差なのかな」

 田中は五輪を戦った日本で評価される1人に数えられる。ただ、プレーした本人はメキシコ戦後、手ごたえどころか、危機感を口にした。「国際大会で突きつけられるものに圧倒的な差があった。やるしかないが、どうにかしてこの差を埋めていかないと。自分たちが思っている以上に彼らは成長している。スピードという意味では差が縮まらない」と話した。

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