田中希実が1500Mで8位入賞!「常識を覆すことができた」女子トラック種目では日本勢25年ぶりの快挙

スポーツ報知
日の丸を掲げる田中希実(共同)

◆東京五輪 陸上女子1500M決勝(6日・国立競技場)

 日本記録保持者の田中希実(豊田自動織機TC)が、3分59秒95で8位入賞を果たした。五輪の陸上女子トラック種目で日本勢が入賞するのは、1996年アトランタ五輪(5000メートル4位の志水見千子ら)以来25年ぶりの快挙。田中は予選、準決勝で自身の日本記録を更新、4分の壁を突破して決勝に臨んでいた。五輪の同種目に日本勢が出場するのは初めてだった。

 田中はスタートから前に出るが、ハッサン(オランダ)ら他の選手も先頭へ飛び出すなど、ローペースの勝負とはならなかった。田中はひと際小柄ながら先頭グループ上位5人に入る走りで食らいついていく。最終周に入って抜かされはしたものの、8番目でゴール。今大会3度目の自己ベスト更新とはならなかったが、3分59秒95という好走で入賞し、日本陸上界の新たな歴史をつくった。

 田中希実「予選や準決勝ほどラスト(で体)が動かなかった。自分にとってハイペースだったので、もっと楽に入れるようになったらラストでも勝負できるんじゃないのかなと思った。でも、今大会で2度、4分を切れたのは価値がある。自分の中の常識を覆すことができた。最後まで先頭争いができるようなスプリントを磨いていきたい」

 ◆田中 希実(たなか・のぞみ)1999年9月4日、兵庫・小野市生まれ。21歳。小野南中で本格的に陸上を始め、3年に全中1500メートル優勝。西脇工では全国高校総体3年連続入賞。2018年U20世界陸上3000メートルで日本人初優勝。同志社大スポーツ健康科学部に進むが、クラブチームに所属し競技を続ける。19年ドーハ世界陸上5000メートルで日本歴代2位(当時)の15分0秒01で14位。

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