平野早矢香さん、初戦ダブルス最後に勝負を分けた王の上からねじ込むようなバックハンドの威力

スポーツ報知
第1試合のダブルスに臨んだ石川と平野(ロイター)

◆東京五輪 卓球女子団体決勝 中国3―0日本(5日、東京体育館)

 女子団体で日本は銀メダルだった。決勝で4連覇の中国に0―3で敗れた。ダブルスで石川佳純(28)=全農=、平野美宇(21)=日本生命=組が1―3で逆転負け。シングルスで伊藤美誠(20)=スターツ=が孫穎莎とのエース対決を1―3で落とし、平野も屈した。団体で初の金には届かなかったが、3大会連続メダルで日本選手団副主将も務めた石川は主将として引っ張った。伊藤は日本女子で夏季五輪初の金銀銅。平野は挫折を乗り越えての初メダル。12年ロンドン五輪女子団体銀メダルの平野早矢香さんが、銀メダルを獲得した3選手をたたえた。

 * * *

 中国との最終決戦で高い壁を思い知らされる形になりましたが、最後の最後までありとあらゆる工夫をしながら積極的に戦ってくれた3人は本当に過去最強のチームだったと思います。

 ポイントは第1試合目のダブルスでした。両者とも重要な一戦と重く受け止めながら試合に入っていったと思います。前半から王に対してはフォア前を攻め、石川選手、平野選手は攻める形を作り前陣でどんどんストレート攻撃を決めていきました。第2ゲームから相手は短くレシーブされないように横回転のサーブを増やし、威力のある両ハンドにつなげる形を増やしていきました。最後の最後まで一進一退の攻防が続きましたが、最後に勝負を分けたのは王の上からねじ込むようなバックハンドの威力だったと思います。

 その後の2試合もさまざまな工夫をしながら必死に攻め込んでいきましたが、中国の両ハンドを崩し切ることができませんでした。しかし、今大会の日本は中国以外には大差をつけての銀メダルだったと思います。今大会で得た自信を持って、今後も挑戦し続けてほしいと思います。(平野早矢香=12年ロンドン五輪女子団体銀メダル、ミキハウス所属)

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請