【侍ジャパン】金メダルへ投手10人用意…先発は森下暢仁が有力、総力戦エース級リレーでつかみとる

スポーツ報知
先発が有力視される森下暢仁

 野球日本代表「侍ジャパン」の7日の決勝戦(横浜)の相手が5日、米国に決まった。稲葉篤紀監督(49)は運命の一戦に、投手11人のうち山本(オリックス)を除く10人を用意する方針を示した。先発が有力な森下(広島)以降、復調気配の千賀(ソフトバンク)、フル回転中の伊藤(日本ハム)に加え、2日の米国戦先発から中4日の田中将(楽天)もリリーフ待機。最後は4戦2勝2セーブの栗林(広島)に託し、公開競技だった84年ロサンゼルス五輪以来の頂点を目指す。

 日韓戦の激闘から一夜明け、稲葉監督は2日後のファイナルに視線を向けた。相手は、韓国との敗者復活3回戦を制した米国に決まった。準々決勝ではタイブレークの末にサヨナラで退けた難敵。決勝戦を「意地と意地のぶつかり合い」と表現した指揮官は、最後の一戦に総力戦で臨む方針を示した。

 日本トップクラスの投手陣を「8・7」に総動員する。決勝には、投手11人のうち、4日の準決勝・韓国戦で先発した山本を除く10人を準備させる。所属チームでは大黒柱として君臨する面々に、ブルペン待機を指令。上昇気配を見せるソフトバンクのエース・千賀、敗者復活戦に回れば先発の可能性もあった中日の主戦・大野雄、好救援を続ける日本ハムの伊藤もスタンバイする。

 2日の準々決勝・米国戦で先発した田中将についても、稲葉監督は「準備はしてもらおうと思う」と明言。日本の支柱を担う楽天のエースも、中4日で出番に備える。先発が確実視される森下から、各球団のエース級によるリレーを柔軟に構築。最後は4戦2勝2セーブの守護神・栗林に託すゲームプランを描く。

 3日に49歳の誕生日を迎えた稲葉監督は、宿舎で選手からサプライズ祝福を受けた。坂本と菊池涼の発案で、プレミア12代表の田口(ヤクルト)からは「勝負の赤パンツ」をプレゼントされた。「決勝でぜひはいてください、と。はいている姿は見せられないけど、はきます(笑い)」。“田口元メンバー”まで加わり、チームは絶好の雰囲気に包まれている。

 「1試合ごとに結束が高まってきて、チーム力が上がってきたと感じる」。集大成の五輪で、大目標の金メダルまであと1勝。総力を挙げ、世界の頂へと駆ける。(宮脇 央介)

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