最強中国撃破へ「かすみう」必勝!5日卓球女子団体決勝…担当記者が分析

スポーツ報知
3日に決勝進出を決めた(左から)石川、平野、伊藤

◆東京五輪 卓球女子団体決勝 日本―中国(5日、東京体育館)

 卓球女子団体で5日の決勝に臨む日本の対戦相手が中国に決まった。この日、準決勝でドイツに3―0で圧勝した。中国は団体戦が採用された08年北京大会から3連覇中。団体初の金メダルを目指す日本が、悲願の打倒・中国に挑む決戦の行方を卓球担当の林直史記者が「占った」。

 日本が勝利するために、大事になるのが第1試合のダブルスだ。18年世界選手権団体戦は全てシングルスと試合形式は異なったが、第1試合で伊藤が劉詩※ブンに3―2で白星。相手ベンチの空気が一変し、緊迫したムードになったことが印象的だった。今大会では石川佳純、平野美宇組の起用が予想される。1回戦から試合を追うごとにコンビネーションが高まっている“かすみう”ペアで第1試合を制し、重圧を与え、第2試合でエースの伊藤美誠を送り出せる展開が理想的だ。

 一方、中国は直前に団体戦のメンバーを変更する思いきった手を打ってきた。陳夢、孫穎莎、劉を登録していたが、混合ダブルス銀の劉が団体戦の初戦の前に右肘痛を理由に外れ、補欠の王曼に交代。劉は五輪前の国内大会などでコンディションを不安視する声もあり、日本代表の馬場美香監督も「可能性はあると思っていた」と語っている。ただ、オーダーは読みづらくなった。ここまで2試合は陳と王がダブルス、孫をシングルス2試合に起用しているが、王と孫は19年世界選手権優勝ペアでもある。

 五輪での中国との対戦は1度だけ。12年ロンドン大会決勝で、0―3の完敗だった。日本は今大会、初めて初戦から3試合全てを3―0で勝ち上がった。選手は準決勝の試合後、メダル確定の喜びに浸ることなく決勝を見据え、馬場監督も「ようやく中国への挑戦権を得られた」と受け止めていた。地力も意識も高まっている。これまでの五輪で最も打倒・中国に近付いていることは間違いない。(卓球担当・林 直史)

 ※ブンは雨の下に文

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