大迫傑、ラストマラソンへ「準備としては充実したものができている」8日に号砲

スポーツ報知
大迫傑

 男子マラソン代表の大迫傑(30)=ナイキ=が4日、オンラインで取材に応じた。7月29日に8日を現役ラストレースにすると発表したばかり。「順位も結果も大切ですけど、それ以上に自分がしっかりと頑張り切れたと思う、そんなレースができたらいいなと思います」と最後まで自分と向き合って42・195キロに挑むことを明かした。

 直前まで米フラッグスタッフで約3か月の高地合宿を行い、万全の状態に整えた。他の日本人選手がほとんど海外でトレーニングが積めない中、米国を拠点としていたことで、やりたい練習をほぼ消化。「常にレース前は不安だったり、つらさに直面しなきゃいけないので、今はその心の準備でいっぱい。ただ、準備としては充実したものができている」と手応えは十分だ。

 日本のマラソン界を引っ張ってきた先駆者。第一線を退く決意を明かしたが「いつ(決めた)とかっていうのはない。いつとか細かいところは置いておいて、こういうことを感じながら競技していることを皆さんに知ってもらえたら」。走りながら心の内で形作った将来の形。最後まで大迫らしさが漂う。

 退路を断って挑むのは、これ以上ない勝負の舞台。記録以上に勝利、そして自分の力を出し切ることに全てをかけてきた。「僕にとっては他のレースと同じくらい特別な大会。ある程度、いろんな感情あれど、そこを客観視できている。この辺の冷静さというか、いつも通りを心がけて4日間、過ごしていきたい」。一つの節目が札幌で始まろうとしている。(太田 涼)

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