JFLから“飛び級移籍”のC大阪・新井晴樹が公式戦デビュー 6月まで工務店で勤務

スポーツ報知
新井晴樹

◆天皇杯全日本選手権3回戦 C大阪 3―2 新潟(4日・ヨドコウ桜スタジアム)

 C大阪が元日本代表MF清武弘嗣の2ゴールなどでJ2新潟を3―2で下し、4回戦進出を決めた。7月にJFL・ティアモ枚方から“飛び級移籍”を果たしたMF新井晴樹はデビュー戦でフル出場。50メートル5秒8の快足を生かし勝利に貢献した。ベスト16による4回戦は18日に行われる。

 4部相当のJFLからJ1へと一気にステップアップした新井晴が、初陣で自慢の足をアピールした。右MFで先発すると、前半27分に鋭い突破から右クロス。後半43分には自陣からドリブルで仕掛け左シュートを放つなど、積極的にゴールを狙った。得点には絡めなかったが「スピードは通用すると思ったけど、もっとそれを出す部分を増やさないといけない。色々学ぶことが多い、大事な一戦になった」と手応えを口にした。

 国士舘大を卒業後、6月までティアモ枚方でプレー。当時は平日の午前練習を終えると、大阪・枚方市内の工務店「匠建枚方」で勤務していた。営業部所属だったサイドアタッカーは、建築現場での清掃活動や現場周辺のチラシ配布などを仕事としていたといい、広報も担当する設計部の広田美紀さんは「いつも明るくて、試合で遠征に行くと必ず皆にお土産を買ってくる。社会人1年目では身につけられていないような心配りができていました」と振り返った。

 会社勤めは約3か月と短い期間だったが「仕事を通して、自分が支えてもらってサッカーができていることを感じた。(両立は)大変だったけど苦ではなかった。本当に良い人たちに恵まれました」と新井晴。広田さんらがスタジアムへと応援に駆けつけた一戦で、異色の大卒ルーキーが新たな第一歩を踏み出した。

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