【展望】リレー侍は予選から好位置で他国に圧を…きょう男子400メートルリレー予選

スポーツ報知
2走として期待がかかる山県

 2016年リオ五輪で銀メダルに輝き、悲願の金メダルを目指す男子400メートルリレー予選が、5日に行われる。4日までに組分けが発表され、日本は19年ドーハ世陸銀の英国などと同じ1組に入った。100、200メートルで6人全員が予選敗退した個人種目からの逆襲へ、21年日本選手権王者の多田修平(25)=住友電工=、100メートル日本記録保持者の山県亮太(29)=セイコー=が序盤で主導権を握れるか。

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 “リレー侍”の中核を担う100メートル&200メートル代表勢は、今大会で6人全員が予選敗退。17年ぶりに準決勝進出者がゼロだった。一発で流れを変えるような“ゲームチェンジャー”は不在。この現実を直視すれば、やはり先手必勝―。多田、山県が担うであろう1、2走でいかにリードし、後半につなげられるかが勝負だ。

 銅メダルのドーハ世陸でアンカーだったサニブラウン・ハキーム(22)が、200メートルで21秒41と惨敗したことを考えると、3、4走は小池祐貴(26)、桐生祥秀(25)の順か。多田―山県―小池―桐生の順は、19年シーズンに実戦で組んだ経験もある。成熟させてきたバトン精度の真価が試される大会になりそうだ。

 予選の組分けでは強豪がそろう1組に入った。ドーハ世陸銀の英国は、主軸のジェミリが200メートル予選で負傷したが、実力や選手層は十分。メダル争いの上で、予選での差は一つの指標となりそうだ。南アフリカは今大会100メートル4位のシンビネに加え、若手も勢いがある。日本は、リオ五輪予選ではアジア新(当時)の37秒68で2組首位通過だった。メダルを争う上では、予選から好位置で他国にプレッシャーを与えたい。(陸上担当・細野 友司)

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