卓球男子団体、準決勝敗退…韓国との3位決定戦で2大会連続メダルを目指す

スポーツ報知
準決勝で敗れた卓球男子団体の(左から)張本、水谷、丹羽(ロイター)

◆東京五輪 卓球 男子団体準決勝 日本2―3ドイツ(4日・東京体育館)

 張本智和、水谷隼(ともに木下グループ)、丹羽孝希(スヴェンソン)で臨んだ日本は、準決勝でドイツに敗れた。2大会連続の決勝進出を逃し、韓国との3位決定戦(6日午前11時)に回る。

 日本はダブルスに水谷、丹羽が組む左利き同士ペアを起用し、シングルス2試合に18歳の張本を起用するオーダーを組んだ。第1試合はゲームカウント0―2から2―2まで追いついたが、ベテランペアを崩しきれなかった。第2試合は張本が7―11で第1ゲームを取られ、第2ゲームも1―6とリードされたところから覚醒。フォアの強打、バックハンドのストレートが決まるなどで追いつき、第2ゲームを奪い返すと「チョレイ!」の声もヒートアップ。気合いの入ったプレーで勝利し、1勝1敗に戻した。

 第3試合は水谷が登場。過去2勝16敗と相性の悪いボルには、16年リオデジャネイロ五輪団体準決勝で勝利している。5年前の再現を期し、第2ゲーム途中でサングラスを外して戦ったが、相手の強打におされて敗れた。

 第4試合は再び張本が登場。過去4戦全勝のフランツィスカへの対応が遅れ、2ゲームを落とす。追い込まれたところから得意のバックハンドなどで立て直し、2―2まで戻した。しかし最終ゲームは6―2から追いつかれ7―9の劣勢。エースは諦めることなく積極的に攻め、フォアドライブをたたき込んでマッチポイント。決めきると上半身を大きく反らせる「ハリバウアー」からそのまま床に崩れ落ちた。

 勝負の行方を託された丹羽だったが、過去1勝7敗、シングルスでも1―4で敗れたシングルス銅のオフチャロフに屈した。

 水谷は「単複どちらもチャンスがある中で勝ちきれなかったのは悔しい。張本が2点取ってくれて理想的だったが、自分が1点取れなくて悔しい。泣いても笑っても最後の1戦。全てを出し尽くしたい」。丹羽は「まだちょっと切り替えられないが、明日1日休みがあるので、そこで切り替えたい」と3位決定戦での雪辱を期した。

 ◆ドイツ3―2日本

 ▽第1試合(ダブルス)フランツィスカ、ボル3(11―2、11―3、9―11、8―11、11―7)2水谷、丹羽

 ▽第2試合(シングルス)張本3(7―11、13―11、11―5、11―9)1オフチャロフ

 ▽第3試合(シングルス)ボル3(7―11、13―11、11―7、11―7)1水谷

 ▽第4試合(シングルス)張本3(5―11、9―11、11―5、11―9、11―9)2フランツィスカ

 ▽第5試合(シングルス)オフチャロフ3(11―9、11―7、11―8)0丹羽

 ◆水谷 隼(みずたに・じゅん)1989年6月9日、静岡・磐田市生まれ。32歳。5歳で卓球を始め、青森山田中2年でドイツへ留学。2005年世界ジュニア準優勝。全日本選手権は歴代最多の10度優勝。17年3月に木下グループと所属契約を結んだ。172センチ、63キロ。左利き。家族は夫人と1女。

 ◆丹羽 孝希(にわ・こうき)1994年10月10日、北海道・苫小牧市生まれ。25歳。7歳から卓球を始める。青森山田高、明大を経てスヴェンソン所属。2013年全日本選手権優勝。五輪は12年ロンドンで団体5位。16年リオで団体銀メダル、シングルス8強。15、17年世界選手権男子ダブルス銅メダル。162センチ、56キロ。家族は両親と姉、弟。

 ◆張本 智和(はりもと・ともかず)2003年6月27日、仙台市生まれ。17歳。2歳から卓球を始め、小学1年から全日本を世代別6連覇。16年世界ジュニア選手権優勝。初出場した17年世界選手権個人戦は8強。18年全日本選手権、ワールドツアー・グランドファイナルで史上最年少V。19年W杯準優勝。最新の世界ランクは4位。175センチ、65キロ。

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