田中希実、またまた日本新更新で決勝進出の快挙達成…女子1500M3分59秒19で5位、4分の壁を突破

スポーツ報知
先頭集団でレースを引っ張った田中希実(ロイター)

◆東京五輪 陸上 女子1500M準決勝(4日、国立競技場)

 女子1500メートル準決勝が行われ、日本記録保持者の田中希実(21)=豊田自動織機TC=が3分59秒19の日本新記録で1組5位に入り、着順で決勝進出を決めた。全体でも5位で、全体1位のフェイス・キピエゴン(エチオピア)とは2秒39差だった。田中は予選で自身の持つ日本記録を更新し全体4位のタイムの快走を見せていたが、準決勝でも世界を相手に疾走した。

 田中は「4分を切らないと決勝は難しいと思っていた。4分を切れるかは別として、今の全力をぶつけようと思った。理想通りのタイムで決勝に進めて嬉しい」と話し「とにかく着順を狙うことでタイムを付いてくると思った」と振り返った。

 この日はスタート直後に内側の1レーンを走っていたが前が開いていて抜け出し、そのままレースを引っ張った。終盤では5位につけ、6位以下と差をつけてゴールした。「最初の100メートルは周りがダッシュしてたけれど、1レーンの空間が空いていていたのがよくて、自分はそこですっと出られた。そのまま行き切った方が、自分のリズムを殺さなくて大丈夫だと思った。1周目は今まで入ったことのないペースだったけれど、きつくなかった。これは日本記録をもう一度狙えると、4分(切り)も狙ると。きつかったけれど気持ちを乗せながら走ることができた」と日本新を生んだレースを分析した。

 決勝に向けて「決勝はスローな展開になることが多いので、ラスト1周にしっかりこだわって走りたい」と誓っていた。

 ◆田中 希実(たなか・のぞみ)1999年9月4日、兵庫・小野市生まれ。21歳。小野南中で本格的に陸上を始め、3年に全中1500メートル優勝。西脇工では全国高校総体3年連続入賞。2018年U20世界陸上3000メートルで日本人初優勝。同志社大スポーツ健康科学部に進むが、クラブチームに所属し競技を続ける。19年ドーハ世界陸上5000メートルで日本歴代2位(当時)の15分0秒01で14位。

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