五輪陸上男子110メートル障害準決勝敗退の金井大旺に、函館の出身スクール後輩らがねぎらいの拍手

スポーツ報知
テレビ観戦で先輩・金井選手を応援したCRS関係者

◆東京五輪 陸上(4日、国立競技場)

 東京五輪陸上男子110メートル障害準決勝が4日行われ、2組で日本勢初のファイナル進出が期待された金井大旺(25)=ミズノ=は、転倒し26秒11で8着となり敗退したが、故郷・函館では小、中学時代に所属したCRS(千代台陸上スクール)の後輩らがテレビ観戦し、ねぎらいの拍手を送った。

 約80人の子どもたちは、レース時間に合わせ練習を一時中断、千代台陸上競技場内に設置されたテレビで観戦。金井が好スタートを切り力強いハードリングを見せると大きな拍手がわき起こったが、8台目をクリアした後、まさかの転倒。マスク越しの悲鳴が響いた。再び走り出し、ゴールした金井に再び大きな拍手が鳴り響いた。

 04年の開校以来、校長を務める岡部寿一・道南陸協会会長(79)は「思わぬ展開でしたが、金井君が思いきり勝負をかけた結果。同じCRS出身の走り幅跳び代表・城山正太郎君(26、ゼンリン)と共に道南から初の五輪代表として、後輩たちに大きな夢を与えてくれました」と感謝。今後歯科医師を目指す金井に「陸上競技で培った不屈の挑戦心を第2の人生にも生かしてほしい」とエールを送った。

 観戦した男子110メートル障害の佐々木郁哉君(12)は、金井と同じ函館本通中の1年生。「金井さんが18年日本選手権で日本新記録(当時=13秒36)を出した時、初めてCRSの出身と知り、誇りに思いました。自分も先輩のように、常に目標を持って練習に励み記録を更新したい」。女子100メートル障害の木村綾莉さん(12、函館港中1年)は小学時代、帰省した金井が開いた講習会にも参加、応援を続けてきた。「転んでも最後まで走り続けた姿に感動、自分も最後まであきらめずに取り組み成長したい」と決意を新たにしていた。(小林 聖孝)

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