◆東京五輪 スケートボード パーク女子決勝(4日、有明アーバン)
今大会から採用された新種目で日本の19歳・四十住さくら(ベンヌ)が60.09で初代金メダリストとなった。夏季五輪史上最年少の12歳11か月で出場した開心那(ひらき・ここな、WHYDAH GROUP)が59.04で銀メダルで、ワンツーフィニッシュした。開は五輪史上最年少メダリストとなった。15歳の岡本碧優(みすぐ、MKグループ)は53.58で4位だった。
日本の今大会の金メダルは20個目となった。
◇パークとストリートの違い
▽パーク 窪地状のコースに皿やお椀を組み合わせたような曲線的な形状のコースで行う。コースの大きさは縦32・5メートル、横51メートル、高さは最大2・95メートル。45秒間にジャンプの高さや技の難易度を競う。エアやトリックの高さと着地、難易度、独創性を基準に100点満点で採点される。決勝は3回滑り、最高得点が採用される。
▽ストリート コースは街にあるような手すり、縁石やベンチ、壁などを模した直線的な構造物が配される。構造物を使いながら技を競う。自由に45秒間滑る「ラン」を2回、単発の技を行う「ベストトリック」を5回実施。難易度、高さ、スピード、独自性、完成度、全体の流れを基準に各10点満点で採点する。7回中高得点の4回の合計点を競う。