元世陸代表・田野中輔氏、男子110M障害の泉谷駿介&金井大旺は「再現と修正」で決勝進出狙える

スポーツ報知
準決勝に進んだ泉谷駿介(ロイター)

◆東京五輪 陸上 男子110Mハードル予選(3日、国立競技場)

 男子110メートル障害予選で、日本記録保持者の泉谷駿介(21)=順大=が13秒28(向かい風0・2メートル)の4組2着で準決勝(4日)に進んだ。金井大旺(25)=ミズノ=も13秒41(向かい風0・1メートル)の5組3着で突破。同種目日本勢の準決勝進出は、64年東京大会の安田寛一以来57年ぶり。複数選手の進出は史上初の快挙となった。

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 予選を通過した泉谷選手も金井選手も、十分に決勝進出が見える走りでした。特に泉谷選手は1台目までの7歩を重要視している印象。日本人が世界で戦うには、体格的にも後半追い上げるより前半から上位で進めることが大切です。やや体が浮いた走りではありましたが、跳躍力を生かした遠めからの踏み切りなので、ロスも少なかったですね。予選の記録は全体6番目。欲張らずに、準決勝も同じ記録を再現できれば突破できると思います。

 金井選手は障害にぶつけないことを意識して、ややつぶれたような走り。1台目の踏み切り位置を大事にするなど、感覚のズレを修正すれば上位で戦えます。約半日後に準決勝という非常にタイトなスケジュール。疲労が残った状態での再現性が問われ、ハードラーの真価が試される場になりそうです。(07年大阪世界陸上110メートル障害代表、富士通コーチ・田野中輔)

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