【巨人】戸郷翔征6回7失点に原監督「このままだと二流のピッチャーになっちゃう」

戸郷翔征(カメラ・中島 傑)
戸郷翔征(カメラ・中島 傑)

◆エキシビションマッチ ソフトバンク7―4巨人(3日・ペイペイD)

 巨人・原監督が戸郷に続投指令を出して成長を促した。ソフトバンクに7失点(自責3)を喫し4回で降板させるつもりだったが、6回までマウンドへ。「全く荒々しさがなくなってきた。このままだと二流のピッチャーになっちゃう」と愛のゲキを飛ばした。

 かける期待の大きさから、原監督の口調も熱を帯びた。6回を7安打7失点(自責3)と乱れた戸郷について問われた時だ。「大事に大事に彼を育てながら来ているけど、全く荒々しさがなくなってきた。このままだと二流の投手になっちゃうね」と危機感を持たせるように、厳しい言葉を並べた。

 前半戦で8勝を挙げた右腕は25日ぶりの実戦。だが1点リードをもらった直後の初回に四球と安打で走者をためて、リチャードに逆転3ランを被弾。3回にも先頭を味方の失策で出したところから粘れず、2長打などで4失点し「悔しい結果になってしまった。反省を踏まえて、自分にもカツを入れてしっかりとやっていきたい」と反省した。好調時に150キロを超える直球は140キロ台半ば止まり。試合前は4イニングをメドとしていたが、指揮官は「このままで終わらせてはいかんな、何かつかんでくれればいいな、と」と“追試”を課したと明かした。

 復調への鍵は生命線を取り戻せるか、と見る。「対角線の球が非常に精度が悪くなった」。右打者の外角に糸を引くように決まる直球が戸郷の本領だ。リチャードに許した一発も、4回に真砂に浴びた2点二塁打も、それが甘く入った。降板後、ベンチで桑田投手チーフコーチ補佐と外角の出し入れについて話し合うなど、修正点だと自覚している。

 6回にはワインドアップを試すなど、必死に糸口を模索した。「自分である程度の位置をつかんできているわけだから、それをむざむざと(手放してはいけない)ね。我々、そういう選手たちをナンボでも見てきているからね」と原監督。将来のエースへ、踏ん張りどころだ。(西村 茂展)

巨人

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請