青戸慎司氏が分析…男子200M敗退「記録だけでは難しい」経験値や記録の平均値を上げるのが第一歩

スポーツ報知
男子200m予選、力無くゴールするサニブラウン(カメラ・竜田 卓)

◆東京五輪 陸上 男子200M予選(3日、国立競技場)

 男子200メートル予選で、17年ロンドン世陸7位のサニブラウン・ハキーム(22)=タンブルウィードTC=が21秒41(追い風0・9メートル)の2組6着で敗退。自己ベストから1秒33も遅れ「もはや、ジョギングしているくらいの走り」と形容した。

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 男子200メートルは、自己ベストからほど遠い記録で敗退することになってしまった。まずは、この現実を直視しないといけない。本来、5年間で一番良い状態に仕上げなければならない東京五輪なのに、代表選考会の日本選手権が本当のピークになってしまっている。世界の壁は高い。万全な状態でないと、予選通過さえ難しい。地元開催の五輪で痛感したこの事実から、次への気づきを得ないといけない。

 メダルを本気で口にするなら、やはり記録だけでは難しい。この持ちタイムならば何位相当、という分析がいかに当てにならないか。五輪で戦うには、最高峰のダイヤモンドリーグを転戦するなど、経験値や記録の平均値を上げるのが第一歩。海外大会でタイトルをつかみ、自信を深める。その先に、ようやく決勝進出やメダルが現実的な目標になる。(男子100メートル元日本記録保持者、中京大副部長・青戸慎司)

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