日本、スペインに敗れ3位決定戦へ 延長後半10分に失点…68年メキシコ市大会以来の銅メダル目指す

スポーツ報知
延長後半、スペインに先制ゴールを決められる(カメラ・竜田 卓)

◆東京五輪 サッカー男子準決勝 日本0―1スペイン(3日・埼玉スタジアム)

 日本は初の決勝進出をかけスペインと対戦し、延長後半10分にアセンシオに先制ゴールを奪われてそのまま敗れた。日本は1968年メキシコ市五輪以来となる銅メダルを目指し、6日の3位決定戦でメキシコと対戦する。

 試合は序盤からスペインがボールを握る時間帯が続き、前半6分に、左サイドから流れたボールをメリノがヘディングシュート。さらに、バルセロナで主戦となっているペドリを中心にゴールに迫った。同30分にはクロスにミルがヘディングシュート。同39分には、スルーパスに抜け出したミルがGKと1対1から右足シュートを放つが、谷がスーパーセーブでゴールを割らせなかった。

 一方、日本の初シュートは久保。ドリブルでペナルティーエリア内左に進入し、右足シュート。その直後には左サイドからのクロスに遠藤がスライディングシュートを放った。前半はスペインにボールを支配され、守備の時間が多くなった。決定機を1度作られたが、粘り強い守備で前半は0―0で折り返した。

 日本は後半立ち上がりからギアを上げ、堂安が右足でゴールを狙い、同7分にはDFラインからのフィードを旗手がキープ。落としを林がミドルシュートを放った。良いリズムで入ったが、同10分にPKの判定が下る。自陣エリア内で吉田のタックルが、ファウル判定。警告を受けたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定でPK、警告ともに取り消された。

 同31分には再び谷が良い飛び出しでミルのシュートをブロック。同32分、エリア内左サイドで久保が勝負を仕掛け、角度の少ないところから左足を振り抜くが、GK正面に飛び、一進一退の後半も2つのゴールネットが揺れることはなかった。試合は、日本、スペインともに準々決勝に続き、2試合連続の延長戦に突入した。

 消耗戦。平等にチャンスもピンチも訪れる展開で、日本もチャンスを作ったが、スペインも粘り強い守備で応戦する。そしてついにネットが揺れた。スペインだ。延長後半10分、右サイドで攻撃を組み立て、最後はアセンシオがエリア内右から、左足で左サイドネットを揺らした。日本も吉田を最前線に上げ、パワープレーで最後の最後まで執念を見せたが、1点が遠かった。

 金メダルを目標に大会に入った日本は1次リーグ3連勝で1位通過。準々決勝ニュージーランド戦では、0―0で突入したPK戦をGK谷の活躍で4―2で競り勝ち、2大会ぶりの4強入りを決めた。1968年メキシコ市五輪、2012年ロンドン五輪に続く3回目の準決勝。久保は「チームを勝たせたい」と向かったが、スペインに屈した。日本は3位決定戦に回り、6日にメキシコと対戦する。

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