バスケ日本女子3ケタ得点、76年モントリオール大会以来2度目の100点ゲームで8強入り

ナイジェリアに勝利したバスケ女子日本代表(ロイター)
ナイジェリアに勝利したバスケ女子日本代表(ロイター)

◆東京五輪 女子バスケットボール1次リーグB組 日本102ー83ナイジェリア(2日・さいたまスーパーアリーナ)

 女子1次リーグ(L)B組で世界ランク10位の日本は同17位のナイジェリアを102―83で下し、1976年モントリオール五輪以来、2度目の100点ゲームで快勝。同組2位通過で16年リオ五輪に続き、8強入りした。チームは高確率の3点シュートがさく裂し、計19本を成功。ポイントガードの町田瑠唯(28)=富士通=が15アシストで、96年アトランタ五輪でテレサ・エドワーズ(米国)がマークした最多記録に並んだ。4日の準々決勝では同6位のベルギーと対戦。

 日本の放った3点シュートが、面白いように次々とリングへ吸い込まれた。チームで計19本を決め、3点シュートだけで57得点。成功率は48・7%に達した。2大会連続の準々決勝進出で初の4強入りにも王手。トム・ホーバス監督は「本当にシュートがよく決まっていいバスケができた。次にいい弾みになって自信を持って進んでいける」と手応え。司令塔として、五輪記録に並ぶ15アシストをマークした町田は「(記録樹立は)周りの選手に感謝している」と仲間の奮闘をたたえた。

 2人のシューターがついに目を覚ました。五輪前の強化試合で不調に苦しんでいたシューティングガードの林咲希(26)=ENEOS=が前半だけで6本の3点シュートを沈め、終わってみれば11本中7本成功。先月30日に大敗した世界1位の米国戦で「あの高いレベルで自分もシュートを決めたい」と刺激を受け、この日コートで爆発した。昨季のWリーグから肩を痛めていたスモールフォワードの宮沢夕貴(28)=富士通=も8本中5本。「必死に自分のできることをやろうという気持ちだった」と本来の姿に戻ってきた。

 五輪前は、身長193センチの絶対的エース・渡嘉敷来夢(30)=ENEOS=が右膝前十字じん帯断裂で選出されず、厳しい戦いが予想されたが、世界を翻弄(ほんろう)する機動力とシュート力でベスト8まで上り詰めた。4日の準々決勝の相手は、7月15日の強化試合で勝利しているベルギーに決まり、史上初の4強入りを目指す。指揮官は「相手は関係ない。自分たちのバスケができれば(勝つ)自信はある」と決意を込めた。(小林 玲花)

 ◆1976年モントリオール五輪の女子バスケ 6か国が出場し、日本は2勝3敗で5位(歴代最高成績)。アメリカ、カナダに勝ち、ソビエト連邦、ブルガリア、チェコスロバキアには敗れた。監督は尾崎正敏氏が務めた。

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