照英、やり投げは一発がある 小南拓人&北口榛花いける!

熱い“やり投げ愛”を語った照英(カメラ・頓所 美代子)
熱い“やり投げ愛”を語った照英(カメラ・頓所 美代子)

 タレント・照英(47)は東海大時代にやり投げの日本トップ選手として、73メートル90の自己ベストを記録するなど活躍。リオ五輪はテレビ東京のキャスターとして現地で観戦した。3日に予選が始まるやり投げの魅力とともに、日本代表の小南拓人(26)、北口榛花(23)にエールを送った。

 今でも自ら投じたやりが虹のような軌道を描く映像が頭に残っている。「美しい放物線のイメージから抜け出せません」

 中学時代は三種競技(100メートル走、走り幅跳び、砲丸投げ)で活躍し、埼玉・鴻巣高でやり投げを始めた。東海大4年時に自己ベスト(73メートル90)で国体準優勝。4年後のシドニー五輪を目指し実業団で競技を続けるか、教員として指導者になるか悩んだが、興味本位で受けたモデルのオーディションに合格し芸能界入りした。「ひょんなことから芸能界の荒波に飛び込みました。やり投げを続けていればチャンスがあったかなと…」

 「やり投げは“水物競技”」と言う。やりは800グラム。番狂わせが少ない砲丸投げ、ハンマー投げと比べ、風の影響を大きく受ける。「助走のスピードと投げる筋力があるのは大前提ですが、一発がある投てき種目です」。大舞台で自己ベストを10メートル近く更新した例もあるし、風の影響で失速するケースも見てきた。「野球でいうシュート回転をかけて、スピンをかける。向かい風のほうが記録が伸びるんです」と力説した。

 世界記録は、同じ大会で戦ったこともあるヤン・ゼレズニー(チェコ)が96年に記録した98メートル48。日本記録は89年、溝口和洋の87メートル60で31年更新されていない。「新しい国立競技場にどういう風が吹くか分からない。90メートル台の勝負になると思いますが、100メートル超が出ると伝説の競技場になります」。女子日本記録(66メートル)保持者の北口には「高校時代のVTRを見たら助走がヘタで、良くこれで記録出せるなと…。伸びしろがとてつもなくある」。助走を改良し、スケールアップ。「メダルの可能性は十分ある」と期待を寄せる。小南には「一発があるかもしれない」とエールを送った。

 自身はテレビ番組で高校時代の恩師と再会し、18年に競技を再開。一昨年、全日本マスターズ選手権(M45クラス)で57メートル22を投げ優勝したが、昨年の世界マスターズはコロナ禍で中止に。1年延期となったアスリートの気持ちも分かる。「体力的には問題なくても、心、精神的に維持し続けるのが難しかったはずです」。かつて人生を懸けたやり投げに挑むアスリートの姿をしっかりと目に焼き付けるつもりだ。(高柳 義人)

 ◆照英(しょうえい)本名・高橋照英(たかはし・てるひで)1974年4月4日生まれ。47歳。大学卒業後にモデルとして活躍。98年、テレビ朝日系・スーパー戦隊シリーズ「星獣戦隊ギンガマン」のゴウキ/ギンガブルー役で俳優デビュー。「水戸黄門」の風の鬼若役を務め、映画「スクール・ウォーズ・HERO」で主演。中学・高校の保健体育教諭一種免許を持つ。183センチ。

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