【エルムS】開業4年目の高柳大輔調教師が6歳ソリストサンダーで重賞3勝目狙う 

スポーツ報知
高柳大厩舎期待のソリストサンダー

◆第26回エルムS・G3(8月8日・ダート1700メートル、函館競馬場)

 開業4年目にして重賞ウィナーとなった高柳大輔調教師(44)=栗東=が、エルムS(8日、函館)にソリストサンダーを送り込む。今年は4歳馬のテーオーケインズが、アンタレスSでの厩舎重賞初Vに続き交流G1の帝王賞も制覇。主役不在のダート重賞戦線で、新たに6歳馬の覇者輩出を目指す。

 テーオーケインズで念願のタイトルを獲得した高柳大厩舎が、ソリストサンダーで重賞3勝目を狙う。2走前のフェブラリーSこそ8着とG1初挑戦の壁にはね返されたが、続くかしわ記念・交流G1ではハナ差の2着に入り、能力をアピール。高柳大調教師は「馬は絶好調でした。地方の1600メートルは合うと思っていたので、結果が伴ったことで僕自身も自信がつきました」と胸を張る。

 開業4年目。1年目から13、17、18勝と着実に勝ち星を増やし、今年もすでに17勝と、自己最多を更新するのは時間の問題だ。昨年は4度の重賞挑戦で2着1回、3着3回と惜しい結果だったが、今年4月のアンタレスSをテーオーケインズで勝ち、重賞初制覇。次走の帝王賞も連勝してG1トレーナーの称号を手に入れた。テーオーケインズの放牧先であるチャンピオンヒルズ(滋賀・大津市)など近郊の牧場との密な連携が、好成績を支える要因の一つだ。

 ソリストサンダーは佐藤正雄調教師(引退)のもとでデビューし、18年の開業時に引き継いだ。佐藤氏からは「自信の一頭」と託された素質馬だったが、引き継いだ当初は骨折により、1年以上の休養を余儀なくされた。そうした経緯もあり、6歳だが「まだまだ若い。うるさかった馬が、精神面が大人になってきたのが大きい」と、順調な成長過程に目を細める。

 暮れのチャンピオンズC(12月5日、中京)は、テーオーケインズとの有力馬2頭出しも視野に入るだけに、トレーナーは「先々は(同G1の)1800メートルまでこなせるようになってくれたらと思っています」と期待を隠さない。まずは2頭目の重賞タイトル。その先に、ダート界の頂点も見えてくる。(玉木 宏征)

 ◆高柳 大輔(たかやなぎ・だいすけ)1977年6月7日、北海道生まれ。44歳。03年から大久保厩舎、安田隆厩舎での厩務員、助手を経て、18年に厩舎を開業する。今年のアンタレスS(テーオーケインズ)で重賞初制覇。帝王賞(同)で交流G1初制覇を達成した。JRA通算65勝。

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