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JRAレコードが連発した7月の小倉 「走りやすい」条件がそろった芝は例年以上に高速化

小倉で7月4日に行われたCBC賞のレコードタイムを示す掲示板
小倉で7月4日に行われたCBC賞のレコードタイムを示す掲示板
CBC賞はハナを切ったファストフォース(左)が驚異のレコードタイムで逃げ切り勝ち
CBC賞はハナを切ったファストフォース(左)が驚異のレコードタイムで逃げ切り勝ち

 7月3日に開幕した3回小倉は、初日と2日目の芝コースで3度のJRAレコードタイムが刻まれた。例年以上の高速馬場となった要因は何だったのか。

 JRA小倉競馬場施設管理課・馬場担当の長野照幸課長はまず、天候に恵まれたことを挙げた。「(九州北部の)梅雨入りは5月半ば。例年より早かったんですが、空梅雨で6月後半からは全くと言っていいほど雨が降りませんでした。日射量が多く、芝はみるみる生長。均一でクッションの利いた、走りやすい状態での開幕となりました」。

 故障のリスクが少ない馬場は、当然ながら競走馬のスピードを引き出すには絶好だ。発表されていた馬場の硬さ、芝丈の数値は例年と同水準。騎手から「硬い」など否定的な声はほとんど聞かれなかったという。2日目メインのCBC賞・G3を1分6秒0のJRAレコードで逃げ切ったファストフォースの陣営も「レースのダメージはなかった」と明言。重賞連勝が懸かる北九州記念(8月22日、小倉)に向けて順調に調整を進めている。

 長野課長は「CBC賞に格上挑戦した2頭が、翌週の自己条件(3勝クラス)に連闘したことからも、脚元などへの負担は小さかったと考えられます。開催3週間全体の事故率に関しても、例年の夏の開催より低かったと報告を受けています」と強調した。

 馬場管理に携わった先人たちの経験の蓄積に加え、近年は作業機械が多様化。JRAが求めてきた「クッション性」「平坦性」「均一性」を3本柱とした安全な馬場づくりの技術は向上を続けている。「コンクリートと陸上競技場のトラック。どちらの方が速く走れるかを考えれば、分かってもらえると思います。硬い馬場は時計が出ないものなんです」。

 長野課長はまた「今年は開催時期が早かったため春競馬のなごりというか、中京や阪神でも勝ち上がれるような良血馬の出走が多かったように感じました」と指摘。初日3R(3歳未勝利)の芝1800メートルを1分43秒8で駆け抜けて大差勝ちしたエスコーラは、このケースに当てはまるだろう。

 14日にスタートする夏の小倉後半戦。レコード連発は望めなくても、前開催と同様の人馬に優しい馬場で行われることを願う。(中央競馬担当・吉村 達)

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