田中希実、日本新で日本勢初出場女子1500M準決勝へ「やる気の塊のようなレースを」

スポーツ報知
日本新記録更新で4位に入り準決勝に進出した田中希実(カメラ・竜田 卓)

◆東京五輪 陸上(2日、国立競技場)

 女子1500メートル予選が行われ、日本記録保持者の田中希実(豊田自動織機TC)が4分2秒33の日本新記録をマークして3組4着で準決勝進出を決めた。卜部蘭(積水化学)は4分7秒90の2組9着で予選通過はならなかった。同種目に日本人が出場したのは初めて。

 3組の田中はスタートから積極的に先頭を引っ張った。「1番を目指すくらいじゃないと準決勝に進めない。ちゅうちょせず自分のペースでいこう」と積極的にいった結果の展開だった。「後ろからいこう、いこうという空気を感じなかった。いいペースメーカーにされてる感じはあったが、それをラッキーととらえて」マイペースで運んでいった。残り1周からのスパート合戦でも世界を相手に同等以上の戦いを見せた。

 日本記録を更新して着順での準決勝進出。「日本記録出せば準決勝行けると思った。ラスト1周も対応し切れたとは言えないが、粘ることはできたと思う。1500メートルにこだわってきて、準決勝に進めて前を見据えて走れたので取り組みが形になってきたと思う。チャレンジしたからこその結果。今の力を出し切ってもう一回自己ベストを出すくらいの勢いで準決勝も頑張りたい」と見据えた。レース戦略は「変に考えすぎるんじゃなく、自分のリズムを崩されないこと」を重視して想定。「気迫を最初から最後までまとわせてるような、ヤル気の塊のようなレース」で決勝進出を狙う。

 2組に登場した卜部は3冠を目指す女王・ハッサン(オランダ)と同組でスタート。集団中盤でレースを進め、スパートでやや出遅れるも自己記録を3秒近く更新する好走。「全力で戦って今の力が世界でどうなのか知りたかった」と話した。

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