寺田明日香、日本初の100M障害決勝ならず…子育てと両立で挑んだ2年半「色んな人の顔が浮かんだ」

スポーツ報知
寺田明日香

◆東京五輪 陸上(1日、国立競技場)

 女子100メートル障害準決勝で、日本記録保持者の寺田明日香(ジャパンクリエイト)は13秒06(速報値)の1組6着で敗退。日本勢で同種目初の決勝進出を逃した。

 日本最速の12秒87を誇るハードラーにも、決勝の壁は高かった。ただ、「子どもの頃から見ていた夢の舞台」という五輪で輝きは放った。準決勝進出も00年シドニー大会の金沢イボンヌさん以来、21年ぶり。確かな爪痕は残した。

 14年に長女・果緒ちゃんを出産。7人制ラグビーへの転向を経て、陸上復帰を決めたのは、愛娘に東京五輪で活躍する姿を見せたいからだった。19年シーズンから本格始動。20年シーズンはコロナ禍で練習環境の確保にも苦労したが、自宅生活で「娘との時間が増えた」と前向きに練習に取り組んだ。今年6月に12秒87の日本新。五輪ファイナリストの目標は、ぶれなかった。夢には届かなかったが、やるべきことはやりきった。

 走り終えた寺田は「(スタートに立つまで)色んな人の顔が浮かんだ。(レースは)アッという間でした」と目を赤くしていた。

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