ジョージア柔道2選手が無断外出で大会追放「観光目的での外出はあってはならない」

スポーツ報知
シャフダトゥアシビリ(ロイター)

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は31日、東京・晴海の選手村に滞在していた大会関係者が観光目的で無断外出したため、大会参加資格証(AD)を剥奪(はくだつ)したと明らかにした。組織委の高谷正哲スポークスパーソン(SP)によれば、五輪開幕後のAD剥奪は今回が初めて。処分は30日に決定したという。

 この日ジョージア五輪委員会は、同国の男子柔道66キロ級、バジャ・マルグベラシビリと、73キロ級ラシャ・シャフダトゥアシビリの2選手がADを剥奪されたことを認めた。2人はそれぞれ日本の阿部一二三(パーク24)と大野将平(旭化成)に敗れた銀メダリストで、試合を終えた27日深夜に東京タワー周辺を観光していたことが一部で報じられていた。組織委も「報道は承知している」としていた。

 今大会、選手や大会関係者にはコロナ下での行動規範をまとめた「プレーブック」の順守が義務づけられ、選手村では外部との接触を断つ「バブル方式」が採用されている。そのバブルに穴を空ける行為に、高谷SPは「観光目的での外出はあってはならない」と断じた。

 これまでにも組織委は、規則違反に対し厳重注意やADの一時効力停止などの処分を行ったケースはあるとしている。今回の違反者については「ADが剥奪された以上は、東京2020の会場には立ち入ることができない」とし、大会から追放された形。一方で、その後の行動管理などについては「掌握できていない」とするなど、「安心・安全」な五輪運営に疑念を抱く事態となった。

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