柔道混合団体先鋒・新井千鶴、銀メダルに「最後まで戦い抜けた、そのメンバーの1人であったことに誇り」

アグベニューに敗れた新井千鶴(カメラ・矢口 亨)
アグベニューに敗れた新井千鶴(カメラ・矢口 亨)

◆東京五輪 柔道 男女混合団体決勝(31日・日本武道館)

 新種目の男女各3選手による混合団体戦が12チームが参加して行われ、日本は決勝でフランスに1―4で敗れ、銀メダルに終わった。試合後はメダリスト会見が行われ、日本選手12人が参加した。先鋒(ぽう)で女子70キロ級の新井千鶴(三井住友海上)は、63キロ級優勝のアグベニューと金メダル対決を行い、技あり2つを奪われて敗戦。新井は「本当に先鋒として、いい流れを作らなきゃいけなかったんですけど、あの不甲斐ないです本当に。自分自身に何とも言えない気持ちです」と言葉を詰まらせた。

 アグベニューは1階級下だが、世界選手権5度優勝の実力者。攻めきれない新井に対し、アグベニューはスピードのある小内刈り。カウンターパンチのような技に新井は横倒しとなり技あり。その後も流れを作れず、再び小内刈りで倒されると、技ありの判定。合わせ技で一本で敗れた。会見では「みんな(体を)酷使して本当に精いっぱい戦っている中で、一勝を勝ち取って勢いを作ることができなかったのが、個人的にすごく悔しかったです」と振り返った。

 それでも、今大会は団体で銀、個人では金と、2個のメダルを獲得した。自国開催の大舞台を終え、「本当にコロナ禍で、みんなそれぞれ延期だったり、苦しい状況の中で大会に向けて諦めずにやってきて、それを発揮する舞台を用意して頂いたことに本当に感謝したいです。このメンバーでしっかり最後まで戦い抜けたこと、そのメンバーの一人であったことに私自身誇りに感じてます」とうなずいた。

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