“津軽のロビンフッド”古川高晴が銅メダル、今年2月に愛息誕生「早く帰りたい」

スポーツ報知
アーチェリー 古川高晴(ロイター)

◆東京五輪 アーチェリー(31日・夢の島公園アーチェリー場)

 男子個人3位決定戦は、ロンドン五輪銀の古川高晴(近大職)が湯智鈞(台湾)を7―3で下し、個人では2大会ぶりの表彰台となる銅メダルを獲得した。

 最終第5セットのラストショット、10点を入れれば表彰台という極限の重圧の中で10点を決める勝負強さ。「最後は10点入れれば勝ちとかメダルとか意識していなかった。タイミングよくちゃんと打とうと思っていた」と、自分自身の技に集中し切っていた。

 26日には男子団体でこの種目で日本初の表彰台となる銅メダルを獲得して勢いに乗っていた“津軽のロビンフッド”。炎天下で、5大会連続出場の底力を発揮した。

 「うれしさよりも感謝。本当に予選が悪すぎて、大阪にいる監督、コーチに何回も連絡して、励ましてもらえて、修正してもらえた。家族もですし、多くの方に支えてもらえていると実感することがたくさんあった。歴史に名前を残せたのはうれしい」

 個人では2つめのメダル。今年2月に第1子となる長男が誕生しており、最高の贈り物となった。「(メダルの味わいは)東京での大会なので特別。子供が生まれた年はいいことあるよ、と言われて、実際にその通りになったのでうれしい。早く帰りたいです」とパパの顔でニッコリ。今後に関しては「僕としては一応やりたい」と3年後のパリ五輪を目指す意向を示した。

 ◆古川 高晴(ふるかわ・たかはる)1984年8月9日、青森市生まれ。36歳。沖館中時代は英語部。青森東高では弓道部に入りたかったが部がなく、アーチェリーを始める。3年時に世界ジュニア選手権出場、国体優勝。2003年に近大に進むと、04年アテネ五輪で個人2回戦敗退、団体8位。07年以降は母校の職員として競技を継続。08年北京五輪個人1回戦敗退も、12年ロンドン五輪では個人銀メダル獲得。4大会連続となった16年リオ五輪は8位。175センチ、87キロ。

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