柔道の男女混合団体って何!? 1階級上の選手と戦うスリルも

スポーツ報知
阿部詩(ロイター)

◆東京五輪 柔道(31日・日本武道館)

 新種目の男女混合団体で日本が決勝進出を決めた。1964年の東京大会で初めて正式競技となった柔道はこれまで個人戦しか行われておらず(女子は92年バルセロナ大会から)、団体は今回が初めて。12チームが参加して、1チーム男女各3人の計6人で戦う。4戦先勝で勝ち上がる。

 チームは男女各6人の計12人で編成され、男子が73キロ以下、90キロ以下、90キロ超、女子が57キロ以下、70キロ以下、70キロ超の6カテゴリー。1カテゴリーに2選手が出場できるため、1階級上の選手と対戦する可能性も。実際、初戦でドイツと対戦した日本は、女子57キロ級のカテゴリーに52キロ級金メダリストの阿部詩(日体大)が出場。不運な指導を取られて反則負けしたものの、57キロ級の選手と果敢に戦った。

 試合時間は各4分で、先に4勝したチームが勝ち上がる。引き分けはなく、個人戦と同じく決着がつかない場合は、ゴールデンスコア(GS)方式の延長戦。3勝3敗となった場合は、無作為に選ばれた階級区分の選手で代表戦を行う。

 五輪の正式種目に採用されたことで、世界選手権でも男女別に行われていた団体戦が2017年から男女混合戦に変更された。日本はその年から4連覇中だ(20年は中止)。今年6月の世界選手権では五輪代表不在でも優勝している。

 個人戦代表が団体戦のメンバーを構成するため、無差別級が廃止された88年ソウル五輪以降、1選手が同一大会で獲得することはできなかった複数メダル獲得が可能となった。これまで同一大会で複数メダルを獲得した選手は3人いるが、複数メダル獲得の可能性は高まった。日本は団体混合戦で決勝進出を決めたため、今大会出場の14選手全員がメダル獲得の快挙となった。

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