◆第103回全国高校野球選手権大阪大会 ▽準決勝 興国5X―4履正社=延長14回タイブレーク=(31日・大阪シティ信用金庫スタジアム)
1968年夏の甲子園Vの興国が、延長14回タイブレークの末に履正社にサヨナラ勝ちした。大阪大会では優勝した75年以来46年ぶりに決勝に進出した。8月1日に大阪桐蔭―関大北陽の勝者と対戦する。
興国は3―0の7回に追いつかれたが、タイブレークの延長14回1死満塁で、中村完爾二塁手(2年)がサヨナラ打を放った。「自分のプレーで夏を終わらせるわけにはいかないと思った」と喜びを爆発させた。
元ロッテの喜多隆志監督は「いい子ばかりなので、こういうときに力を出せない子が多かったが、そこを乗り越えてくれた」と称賛した。