五輪組織委、大会関係者1人に初のAD剥奪処分 観光目的で無断外出、処分後の行動「把握できていない」

スポーツ報知
新国立競技場と五輪マーク

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソン(SP)は31日、都内のメインプレスセンターの会見で、今月30日までに五輪選手村に滞在していた大会関係者1人に、AD(資格認定書)剥奪の処分を行っていたことを明かした。

 高谷SPによれば、当該関係者は、観光目的で選手村から無断外出していたという。一部報道では、男子柔道ジョージア代表の2選手が東京タワーを観光していたとされていたが、処分された関係者については「(選手かどうかは)明示できない。選手村の中にいた、広い意味での大会関係者」と言うにとどめた。

 選手村からの無断外出は、重大なプレーブック違反。これまで、軽度の違反者には厳重注意や一時的なADの効力停止などの措置を取ってきた組織委だが、AD剥奪は五輪開幕以降、初の事例となった。開幕前の今月13日には、五輪スタッフとして来日していた「アグレゴ社」の米国と英国国籍を持つ電気技師の男性4人が、麻薬取締法違反容疑で逮捕されADを剥奪されていた。

 アクレディテーションの剥奪が決定されたのは30日で、「ADが剥奪された以上は、もう東京2020の会場には立ち入ることはできない」と高谷SP。ただ選手村も東京2020の会場の一部に入るが、当該者の処分後の行動については「掌握できてない」と説明した。

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