日本、阿部詩と大野将平が連敗後に怒涛の4連勝 逆転勝ちで準決勝進出…新種目の柔道男女混合団体

スポーツ報知
新井千鶴(ロイター)

◆東京五輪 柔道男女混合団体準々決勝(31日、日本武道館)

 新種目の男女各3選手による混合団体戦が12チームが参加して行われ、日本が初戦突破した。

 準々決勝から登場した日本は、ドイツと対戦。試合前には男女チーム全員で大きな輪を作って気合を入れ、団結力を強めた日本の先鋒は、女子52キロ級金メダルの阿部詩(日体大)。個人戦で1階級上の57キロ級世界ランク7位のストール相手に果敢に攻めたが、大内刈り、内股、大内刈りの連続技を仕掛けて倒れた際に足を取ったと判定されて、この日3つめの指導を受けて、まさかの反則負け。先に4勝したチームが勝ち上がる団体戦で予想外のスタートとなった。

 続く男子軽量級(73キロ以下)でも73キロ級優勝の大野将平(旭化成)が同級初戦敗退のバンドケから体落としで技ありを奪われ黒星。波乱が2戦続いた。

 だが、7日間連続で金メダリストを出した日本はここから底力を発揮。女子中量級(70キロ以下)の新井千鶴(三井住友海上)が70キロ級5位のスコッチマロに合わせ技一本勝ちすると、男子中量級(90キロ以下)の向翔一郎(ALSOK)は個人戦3回戦敗退の悔しさを発散させるように、豪快な背負い投げで銀メダリストのトリッペルを投げ飛ばした。勢いがありすぎて相手が回って技ありとなったが、このまま逃げ切って優勢勝ち。2―2と星を五分に戻した。

 5番手の女子重量級(70キロ超)では前日78キロ超級を制した素根輝(パーク24)が開始早々にグラボウスキーから大内刈りの技あり2本で一本勝ち。個人戦初戦敗退のグラボウスキーを全く相手にしなかった。

 大将戦の男子重量級(90キロ超)は100キロ級金メダリストのウルフ・アロン(了徳寺大職)が最重量級のフレイと対戦。2019年に体重無差別の全日本選手権で優勝したことがあるだけに、互角の戦い。延長戦の末、肩車で技ありを奪って勝利。日本が4―2で苦しみながらも準決勝進出を決めた。

 

 

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