横浜FMは8日間の夏季キャンプ終了…宮市亮、杉本健勇ら新戦力との融合図る

スポーツ報知
練習試合に臨む横浜FMの選手たち

 横浜FMは30日、宮崎県内でのキャンプを打ち上げた。23日から行った8日間のキャンプでは、練習試合2試合も敢行。「今までのフットボールの精度を上げる」(松永英機監督)こと、そして新戦力の融合を大きなテーマとしてきた。ドイツ・ザンクトパウリを退団し初のJリーグ挑戦を決意したFW宮市亮、浦和から期限付き移籍で加入したFW杉本健勇らを含めたメンバーで、リーグ後半戦に向けさらなるチーム力アップを図った。

 25日にヴェロスクロノス都農(九州サッカーリーグ)と行われた練習試合(30分×4本)で、杉本は主力組の1トップに入った。ポジショニングなど修正点は見られたが、0―1の2本目8分には、裏への抜け出しからパスを受けてマイナスの折り返し。MF天野純の得点をアシストした。トータルスコアは2―3で敗れたものの、実戦機会は今後につながる大きな収穫。天野は新たなコンビネーションを築くにあたり、「健勇はサイズ、スピードがあって、ボールが収まる。押し込んだ時の質だったり、健勇が1トップに入った時の特徴や生かし方のところで共通意識を持っていきたい」とうなずいた。

 3、4本目の60分間左ウィングでプレーした宮市は試合後、「無事終えられて良かった」ホッとした表情。けがの影響もあり、数十分単位で公式戦を戦ったのは約1年前だった。「けがせずにコンスタントに練習を重ねて、なるべく早く100%に近づけたい」と状態を上げるとともに、「中盤からいいパスも何本か出てきたし、オフサイドのところもタイミングを合わせればビッグチャンスになる」と最大の武器であるスピードを生かしていく。

 今月1日付で筑波大を退部し、プロ契約を結んだDF角田涼太朗もセンターバックで出場。「段々慣れて自分のプレーも出せるようになって、多少の手応えはつかめた」とチームにも少しずつなじんできているようだ。「出場機会を得るためにここにきた」と、決意を示したように、虎視眈々とメンバー入りを見据える。

 選手の顔ぶれは変わったものの、目指すべきところは変わらない。現在6連勝中でリーグ2位を走るチームは、奪還を狙うべく勝ち点12差の首位・川崎を追いかける。ケヴィン・マスカット氏の新監督就任も発表されており、チーム合流はまだだが、リモートなどでチーム状況を共有。ポステコグルー前監督が退任後、チームを率いてきた松永監督も「彼にバトンをわたすことは私のミッション。第三コーナーでうまく引き継ぎたい」と役割をまっとうする覚悟だ。

 8月6日のG大阪戦(パナスタ)から、中2日の4連戦を迎える。主将のMF喜田拓也は「1週間だろうが1か月に1試合だろうが全員の力が必要なことは変わらない。チームが勝つことが自分の目標」と総力戦での戦いを誓った。

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